5月28日(火)、パレスグランデールにて、ダイバーシティメディア、ムービーオン、パスラボ、岩手ケーブルテレビジョンの4社の協力企業及び取引企業による、「ダイバーシティメディアグループ協力会」が設立された。


今回、協力会に入ってくださる企業は86社あり、その中の52社の皆さんが、この日の設立総会に参加いただいた。




2008年の春、当時の中村松太郎社長、高橋副社長の時に、「ケーブルテレビ山形グループ協力会」を立ち上げた経緯がある。


その後、ムービーオンやまがたのオープンや、岩手ケーブルテレビジョンの元親会社の倒産、ケーブルテレビ山形の中村社長の体調不良による退任、高橋副社長の社長就任などがあり、当時のグループ協力会の存続が滞ってしまったのである。


当時の協力会の、YCCの津志田光弘会長及び会員の皆様には、大変ご迷惑をおかけした記憶がある。




あれから16年が過ぎ、昨年暮れより、多くの株主企業の皆様や取引企業の皆様から、再度の設立のお言葉に押され、今回、グループ協力会を設立することになったのである。




開会後、ダイバーシティメディアの制作局が作ったVPにより、ダイバーシティメディア、ムービーオン、岩手ケーブルテレビジョン、パスラボのヒストリーが紹介され、各社の現在の活動内容が映し出される。


この30年間の各社の生い立ちの映像を見て、手前味噌だが、改めて、多くの感動の瞬間を感じたのであった。




グループを代表して、これまでの各社に対するご支援とご協力に対して、衷心より感謝と御礼を申し上げる。


また、これからの東北などの地方において、人口減や若者の県外流出により、経済基盤の根底が不確かになる中で、弊社グループ各社が持つ「映画」「スポーツ」「お笑い」「エンターテインメント」の連携と、東北全体のアライアンスや地方発信が、とても大きな意味を持つ。

合わせて、今回の協力会設立により、参加企業の皆さんとの連携により、更なる地域活性化に繋がると話させていただく。




その後、議事を行い、協力会の役員と、規約のご承認をいただいた。




協力会の会長には山形パナソニックの清野寿啓社長が、副会長には山形ワシントンホテルの伊勢和正社長、ジョイングループの武田良和社長、シンクレイヤの山口正裕社長の3人が就任された。


幹事には、メコム、山形ニッタン、大風印刷、藤庄印刷、藤井、弘栄設備工業、山形アドビユーロ、山形ビルサービスの8社の各社長から名を連ねていただいた。


監事には、東北電化工業の會津圭一郎社長、本間利雄設計事務所の本間弘代表、特約代理店会の川口正男会長が選任された。


清野会長は、ダイバーシティグループの収益増と、合わせて協力会参加企業の収益アップが、ウィンウィンの関係で進展することを望まれた。




そして、伊勢和正副会長のご発声で、乾杯。

伊勢さんからは、設立前から、様々なアドバイスをいただき、感謝しかない。




自分もほぼ全員と話をし、また、会員の皆さんも、名刺交換をされたり、山形ワイヴァンズや映画の話題でとても盛り上がった。




最後に、ケーブルテレビ山形の発足以来お世話になっている、山形の電気店や電気工事店で組織された「ダイバーシティメディア特約代理店会」のカワグチ電器の川口正男会長による締めの挨拶と一本締め。


川口会長は、食べ物を残さないと言うフードロスの話をされ、「1人では限界があることでも、多くの人が集まれば、大きな成果に繋がる。この協力会も、皆のチカラが集まれば、山形をさらに元気にできる!」と、とても素晴らしい言葉をいただいた。




ケーブルテレビ山形を設立して32年。


当時32歳の自分も、今は64歳。

人生はあっという間である。


その間、ムービーオン、岩手ケーブルテレビジョン、パスラボなどを通して、実に多くの方々と出会い、それぞれの思いを交換してきた。


この山形の同じ場所で、物語を重ねてきた、共に歩んだ仲間たち。


この日は、ダイバーシティメディアグループの管理職のメンバーも、皆集まってくれた。


最後に、ワイヴァンズポーズで、この日を締め括ったのである。


この協力会が、広く深く展開し、参加してくださる皆さんの更なる発展を心よりお祈り申し上げたい。