5月18日(土)、里之宮 湯殿山神社の例大祭が、斎行された。


また、合わせて。5年ぶりとなる「こども神輿」や「富くじ」が復活し、コロナ禍以前の「ゆどのさん祭」の形となり、本来の賑わいが戻ったのである。




当日、渋谷宮司一門、神社役員、奉賛会、神幸会など、関係者が一堂に会し、恒例の記念撮影が行われた。




この日は、神のご加護のもと、朝から快晴の素晴らしい日であった。


太陽の光が輝く中、湯殿山神社の境内では、厳かに例大祭の行事が斎行される。







社殿には、入れきれない方々が集まり、澁谷宮司の祝詞が奏上された。


その凛とした清々しい澁谷宮司の祝詞奏上のお声は、四方八方、森羅万象の隅々まで行き渡り、人々へ癒しと幸福を届けてくださる。




鹿野道彦元農林水産大臣から引き継いだ奉賛会の会長として、玉串奉奠を行う。


この席に座ると、鹿野先生と共に、奉賛会副会長だった亡き父・吉村和夫元山形市長を思い出すのであった。


歴史や文化は、代々受け継がれていくのだ。


奉賛会の副会長をされている山形パナソニックの清野寿啓社長の祖父・清野源太郎様も、湯殿山神社の遷座の頃に、奉賛会の副会長をされておられた。


この故郷山形の街で何代も繋がる「縁」の素晴らしさ。


例大祭の最中に、何度も感じたのである。




参集殿で行われた直会の席上で、澁谷宮司からは、5年ぶりの「ゆどのさん祭」に触れ、神様は賑わいを喜び、笑顔溢れる世を望まれるなどお話をいただいた。




祭典委員長であり神社責任役員の吉田福平代表からは、とても美しい言葉で、「ゆどのさん祭」の復活について述べられた。




自分は、奉賛会長として、大災害や異常気象、経済的にも大変な時代だからこそ、人々は、澁谷先生や湯殿山に集い「安心」「安寧」を求めている。


また、山形ワイヴァンズの躍進に触れ、シーズン前に湯殿山神社で、選手スタッフ全員で絵馬に目標を書き、社殿に飾っている事を披露し、感謝の意を述べる。




参列した多くの議員の皆さんを代表して、舟山康江参議院議員が、祝意を述べられた。




奉賛会副会長の清野寿啓山形パナソニック社長による乾杯のご発声、その後、直会は入る。

…が、直ぐ、神社役員と奉賛会は境内での写真撮影に向かった。




また、境内では、フラメンコ舞踊家の時枝典子さんの奉納舞踊が、神幸会の皆さんの「木遣」の中で行われた。




そして、湯殿山神社神輿会の神幸会による神輿渡御が、夜また行われるのだ。


街の中は、賑わいと活気に溢れるだろう。


里之宮 湯殿山神社の、益々のご隆盛を祈念いたしたい。