端午の節句の5月、山形市の老舗料亭「四山楼」に、佐勇の佐藤広志社長、日本テクトホールディングスの増岡厳社長をお迎えし、懇親会を開催した。


米沢市の興譲館出身の佐藤社長。

代々続いてきた米織の老舗の後継はせず、20代前半でイタリアに渡り起業する。


ファッションや食品、そして料理業界で、全国的に名を馳せた逸材である。




増岡社長のご紹介で、この冬、山形ワイヴァンズの試合会場でお会いする。


山形出身で、大活躍している方との出会いは、驚きと新鮮さで、心がワクワクしていた。


今年になって、様々なアライアンス企画が生まれた理由は、佐藤社長のお人柄もあるが、同じ価値観や真理に立脚しているからかもしれない。


「佐勇」の佐藤社長からは、「不易と流行」の香りがするのだ。


「不易」とは、ずっと変わらないこと。

「流行」とは、その時々に合わせて変えていくこと。

これを解釈すれば、「不変の真理を知らなければ基礎は確立せず、変化を知らなければ新たな進展がないということ。


悠久の時間の流れの中で、両者の根本は一つと言われている。


そんな、時代や人々から「必要とされる」という「ものさし」を、佐藤社長は根本的に兼ね備えているのだ。




銀座や六本木ヒルズを中心に、全国の料理店などへ商品を展開している佐藤社長へ、山形の郷土の料理を食べていただく。


「山形の素材と料理は、大変美味しい」と感動されていた。




「フードロス」や「食育」に、とても力を入れている佐藤社長。


増岡社長のアドバイスもあり、近々、企画案件が具現化されそうである。


全国的に圧倒的な実績を積み上げる企業と、山形にこだわり続けて来た自分たちが、どんな物語を作れるのか…。


楽しみでしかないのである。