山形ワイヴァンズチーム設立10周年の今年、石川裕一HC率いる新生ワイヴァンズが、B2プレーオフのライジングゼファー福岡戦を2勝1敗で勝ち切り、セミファイナル進出という快挙を果たしてくれた。




この日、福岡とは1勝1敗で迎えた第3戦。


勝てばプレーオフのセミファイナルへの進出となり、負ければこのチームでのバスケットはここで終了という、とても重要な試合である。




試合の入りから、福岡ペースで試合は進んでいく。


前半は福岡が40点、山形が37点。

第3クォーターに入っても、終始福岡が先手を取り、何とか山形がついて行くという展開である。


そんな中、Jimmy、TJ、フィンケなどの外国籍選手、村上慎也選手や岡島和真選手が、強みを発揮して、西地区2位の強豪福岡に喰らいつく。




第3クォーター残り16秒の時点で、福岡66点、山形56点と、10点差がついていた。




第3クォーター終了の直前、Jimmyが3ポイントを沈めて、7点差とし第4クォーターに突入する。





第4クォーターでは、この日のゲームキャプテンの村上慎也選手が大活躍、他の選手たちも素晴らしい活躍で、このクォーターを27得点とし、勝ち切った。


山形86点、福岡77点で、山形ワイヴァンズが2勝となり、セミファイナルへ進出する。


青森が滋賀から敗れた為、山形開催のセミファイナルはできなかったが、東北代表としてアウェー滋賀でさらなる高みを目指したい。




選手たちは、心身ともに限界の中で戦った3戦目、最後は誰一人疲れた顔はしていなかった。


勝つことだけを考えていた。

そんな彼らを、誇りに思う。




1000キロ以上離れた福岡県飯塚市まで、ブースターの皆さんが応援に行ってくれた。

心より御礼を申し上げたい。




そして、この日も、ムービーオンやまがたにて、3日連続でのパブリックビューイングが開催され、約180人のブースターの皆さんよりご来場いただいた。




最初から大声で応援をしていたが、フリースローの時など、固唾を飲んで祈る場面も多かった。




そして、大逆転でのワイヴァンズの勝利!


パブリックビューイングの会場は、歓声で爆発した!

涙を流す方々も…。

福岡県まで届いただろうか…。




ステージに立ち、ブースターの皆さん、スポンサーの皆さん、多くのご支援いただいた皆さんへ、心より御礼を申し上げる。


そして、この快挙を成し遂げた選手たちに、拍手をお願いする。


MAYUやHONOKAなど、ワイヴァンズチアも泣いていた。


このクラブ史上歴史的な快挙に、自分もだが、会場にいたすべての皆さんが感動し、感極まっていた。


選手たちは、よく、戦い抜いてくれたと思う。




(和真パパのfacebookより)


(バスケットLIVEより)

石川HCのお母さん、皆さんから囲まれて嬉しそうで良かった。




そして、次は滋賀レイクス戦。

レギュラーシーズンでは、一度も勝ててないチーム。


それだけに、得難い機会を得たと思っている。


昨日、石川HCと電話で話した。

「残り4勝し、優勝を目指します!」


さらりと語る若武者に、覚悟と凄みを感じる。


石川HCもそうであるが、選手たち一人一人の顔がいい。

一戦ごと成長している。


そして、体調不良で参戦できていなかった鳥屋尾ACは、次からは参加できるだろう。

悔しかったろうし、この勝利を一番喜んでいるだろう。


この後のスケジュールは、5月11日、12日、13日はセミファイナル。

5月18日、19日、20日がファイナルか3位決定戦となる。


ムービーオンやまがたでは、パブリックビューイングを開催予定である。


これまでのご支援に感謝すると共に、最後の最後まで、応援をよろしくお願いします。