4月21日(日)、福島県須賀川市の円谷幸吉メモリアルアリーナで、山形ワイヴァンズと福島ファイヤーボンズの今シーズンのレギュラーシーズン最終戦が行われた。


前日の夜、青森ワッツが岩手ビッグブルズに敗れた為、東地区3位が決定した山形ワイヴァンズ。


今節のgame1では、福島ファイヤーボンズに圧倒されて、大差で敗れた。


この日の最終戦のgame2は、前日のリベンジと、東北を代表しプレーオフに出場するチームとしての、レゾンデートルを賭けた試合となる。




最終戦は、山形ワイヴァンズが第1クォーターから、強度のディフェンスや、得意の3ポイントシュートなどにより福島をリードした。


試合結果は、山形ワイヴァンズが97点、福島ファイヤーボンズが84点。


山形ワイヴァンズが、最終戦を勝利する。


これにより、今シーズンは、31勝29敗と、勝ち越しでゴールが切れた。




ジェームズ・ベルが25得点、ティモシー・ホリフイールドが16得点、マイケル・フィンケが10得点と、外国籍選手3人で51得点を上げた。


また、日本人選手では、齋藤瑠偉選手が13得点、白戸大聖選手が12得点、岡島和真選手が11得点であった。


最終戦が、それぞれの選手が強みを引き出し合って、輝くことができたことが、何よりも意味があったと感じた試合である。




昨日のバスケットLIVEでは、山形から多くのブースター達が駆けつけて、大声援を送ってくれたのが分かり、心より感謝と御礼を申し上げる。




今回は、最終戦ということもあり、クラブ所属選手は、遠征に全員参加させることにした。


レギュラーシーズンのアウェー最終戦に、全選手が同じコートで一緒に戦えたのは、今年が初めてかもしれない。


プレーオフにも全選手を参加させるべく、現在、スポンサー企業に再度のご支援のご協力依頼に伺っている。




昨シーズンまでは、約3年半続いたコロナ禍により、パスラボ山形ワイヴァンズは4年連続の赤字となり、4億円弱の債務超過に陥り、今回のクラブライセンスの取得が遅れている。


今季の決算まで、黒字化と債務超過の解消が、ライセンス交付の絶対条件となる。


そんな大変な経営状況ではあるが、来場者は今季は何度か3000人を超え、株主企業、スポンサー、法人会員の皆さんから、しっかりご支援をいただいたのである。


それが、きっと、この地域の子ども達の、未来のギフトになると信じている。



今年1シーズンを振り返り、改めて、ブースター、株主、スポンサー、法人会員の皆さんへ、心より感謝と御礼を申し上げたい。





〈4月22日(月)の日刊スポーツ〉


そして、ここからは、選手たちがプレーオフで、この地方クラブの価値を、全国に知らしめて欲しいと思うのである。


いよいよ、パスラボ山形ワイヴァンズの第二章の始まり!


益々のご支援を、お願いいたします☆