4月15日(日)、山形ワイヴァンズの2023-24シーズンのホーム最終戦が、山形県総合運動公園特設アリーナにて開催された。


石川裕一HCを招聘し、これまでとは違った「観ていて面白い!」「手に汗握る!」新たなワイヴァンズに生まれ変わったと言っても過言ではないと思う。


着任当初、石川HCと話した以上の成果を上げており、選手たちもOneteamとなり「共創進」を具現化してくれている。




ルーズベルト・アダムスの参入により、アジア枠として、クラブ初めてのオン・ザ・スリーが可能となったことも魅力の一つである。


また、ガードの村上選手や岡島選手という軸ができたことも大きい。


そして、なんと言っても、Jimmyことジェームズ・ベル、ティモシー・ホリフイールド、マイケル・フィンケの外国籍3選手は、シーズン後半になるにつれ、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれている。




この日まで、山形ワイヴァンズは3連勝中で、通算成績は30勝27敗であった。


この試合を含めて残り4試合を全勝し、東地区3位でプレーオフに出演したいと、会場にこられたブースターの皆さんも思っていただろう。


会場には、3000人を超えるブースターの皆さんが集まってくれた。


感謝しかない。




この日は、ダイバーシティメディア、デジタルディスプレイを提供いただいた東北電化工業、愛和建設、大和証券、東北福祉サービスの、各企業の皆さんが、冠スポンサーとなっていただいたのだ。


冠スポンサー企業を代表して、ダイバーシティメディアの吉田淳一常務から、ご挨拶をいただく。




入口のロビーでは、山形県歯科医師会有志による、「マウスガード」の普及ブースが設置される。


また、小児がんのサポートの為の、「レモネードスタンド」のキャンペーンも開催される。




そして、大声援のホーム最終戦が始まる。




選手たちは、それぞれの得意のプレーにチャレンジするが、なかなかリングに嫌われシュートが決まらない。


次第に、思い描いた試合運びと違っていき、焦りやイライラがイージーミスに繋がり、少しずつ本来の道筋から軌道を外して行った流れとなる。




岩手ビッグブルズの得意な早い圧力のディフェンスや、勢いに乗った岩手ガード陣のドライブは、止めることができなかった。


途中負傷して退場する選手もおり、激しい試合になる。




しかし、会場を埋めたワイヴァンズブースターの皆さんや、スポンサー企業の皆さんが、最後の最後まで大声援を送ってくださったことは、感謝しかなかった。




今シーズン最後の吉本興業のスペシャルゲストであるジョイマンさんと、山形住みます芸人のソラシドさんも、会場のムードを、少しでも上向きにしてくださるように盛り上げてくださったのだ。



石川HCやチームスタッフは、何とか流れを変える為に、働きかけていた。


通訳の阿部魁人氏も、シーズン途中からだったが、とてもいい仕事をしてくれている。




試合結果は、山形ワイヴァンズが65点、岩手ビッグブルズが79点。


山形の敗戦である。


石川HCは、最後の最後までホーム最終戦を勝利で飾りたかったが、この敗戦を無駄にせず、残り3試合に繋げて欲しい。




クラブを代表して、ホームアリーナ最終戦に、3000人を超える観客の皆さんからご来場いただいたことに、御礼を述べる。


今年で、山形ワイヴァンズがチーム編成して10年が過ぎ、無観客試合も含めたコロナ禍を経て、今シーズンはお客様が戻ってくれたことに、感謝と御礼を申し上げる。


ただ、まだ残り2試合、そしてプレーオフもあり、変わらないご支援をお願いさせていただいた。




この日は、ワイヴァンズのスポンサーでもあり、監査役を出していただいている山形銀行の佐藤英司頭取からも観戦いただいた。


山形東高バスケットボール部だけあり、視点が専門的であった。





ジョイマンさんも、中学生の時に、お二人ともバスケットボール部だったとのこと。


また、いらしていただきたいと思う。




このチームで試合ができるのは、あと僅かの時間である。


是非、その一瞬一瞬を、自分にとって意味があるモノにして欲しい。


いよいよ、公式戦、最終章である!