山形南高校を20年前に卒業した、息子達のPTAのクラス幹事(各クラスのPTA代表)7人が、卒業謝恩会の打ち上げの席で発足したのが「南高親父会」である。


その後、半年に一度、山形ワシントンホテルのガスライトか三十三間堂に集まり、20年間、一度も休むことなく開催してきた。


息子同士も同じ卒業学年ではあるが、この7人ほど濃い付き合いはしていないだろう。


しかし、親父達は、不思議なご縁により、変な友情のような、いわゆる仲間意識が芽生えているのだ。




当時のPTA会長は野川さん。

息子が2年生まで自分が会長であったが、下の息子の第八小学校のPTA会長に就任したこともあり、3年時のPTA会長を野川さんに引き受けていただく。

自分が副会長となり、中村医院の中村先生に学年委員長をお願いする。

その他、大坂さん、設楽さん、長岡さん、阿部さんと、7人のクラス委員が集まり、謝恩会を盛り上げたのだ。




あれから20年目の4月4日(木)、ガスライトにて40回目の「南高親父会」が開催された。


自分が64歳で最年少であり、最年長は14歳年上の78歳である。


息子達は同じ年齢だが、親父達はだいぶ歳の差がある。


当初は、子ども達の近況が主な話題で、「どこの大学に行った」とか、「どこに就職した」とか、「結婚した」とか、「孫ができた」などであった。


しかし、最近では、「退職した」「病気をし手術をした」「第二の人生で、趣味やゴルフを楽しんでいる」「目が見えなくなった」などと、話題は健康や老後の生き方についても多いのだ。


ある意味、自分にとっては、とてもありがたい話を聞く機会である。


この20年間、毀誉褒貶や波瀾万丈まではいかないまでも、様々な人生の困難を、皆さん乗り越えられてきた。


そんな人生の先輩達の生き方は、これからの道標になると思っている。


息子たちのPTAから、かけがえの無い仲間たちを得たと思うのだ。


いつも、事務局の役割を担い、みんなに連絡をとっているのは、阿部さんである。


心から、感謝と御礼を申し上げたい。


また、10月に、元気にお会いしましょう。