選手たち全員が、心の奥底に抑えられない思いがある。
白戸大聖選手も、怪我を押しての出場。
マイケル・フィンケも病み上がり。
その他の選手たちも、何処かしらに負傷を持っている。
それでも、“今”この時にコートに立ちたいと言う思いが、スタッフ陣の制しを振り切る。
そんな光景が、ここ数試合続いているのだ。
今シーズン、残り6試合を残した昨日の4月6日(土)、山形ワイヴァンズは、ホームに新潟アルビレックスBBを迎えた。
昨日時点で、山形ワイヴァンズのプレーオフ進出までのマジックは“3”である。
自力で3勝するか、他のチームが負けるかで、進出までのマジックが減っていく。
この日は、山形県の吉村美栄子知事や山形市スポーツ協会の逸見良昭会長からもご来場いただく。
吉村美栄子知事からは、両チームに県産米を贈呈いただく。
この日の試合は、第1クォーターは19点対19点の互角の戦いだったが、第2クォーターでは26点対13点で、山形ワイヴァンズが大量リードし、試合をほぼ決めた。
外国籍選手たちのパフォーマンスは、素晴らしいものがあり、オフェンスはもとより、ディフェンスも素晴らしかった。
石川ヘッドコーチも、様々なオプションを組み合わせ、進化した戦術も取り入れていた。
若き司令官は、次を見据えている。
結果は、山形ワイヴァンズが89点、新潟アルビレックスBBが78点。
山形ワイヴァンズは、この勝利で、マジック“2”となる。
チアリーダー達も、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。
ご来場いただいた吉村美栄子知事と記念撮影。
美栄子知事に、ワイヴァンズポーズのやり方を教えていた。
ホーム戦は、残り3試合。
このチームと一緒に戦えるのも、あと僅かである。
とても良いチームだけに、少しでも長く、同じ時間を共有したい。
そして、ここからが本当の正念場である。
できるなら、ホーム戦で、ブースターの皆さんや関係者の皆さんと共に、プレーオフ進出を決めたいと思うのだ。
これまで以上の応援を、是非、お願いいたしたい。