4月1日(月)、穏やかで太陽の光が輝くこの日、ダイバーシティメディアグループの入社式が開催された。


ダイバーシティメディアの2階大会議室では、ダイバーシティメディア、ムービーオン、パスラボ山形ワイヴァンズの役職員が集まる中、3名の入社式と人事異動にともなう辞令交付式が行われた。




ダイバーシティメディアは、今年で開局・放送開始から30周年を迎える。


また、ムービーオンやまがたを会場として行われている山形国際ムービーフェスティバル(YMF)は、今年で20回目の開催。


さらに、パスラボ山形ワイヴァンズは、今年で設立10周年を迎え、シーズン後半の中、プレーオフ進出をかけ正念場にあるのだ。


どの会社も、メモリアルイヤーとなり、意義深い一年となる。




この日の入社式では、次のことを述べた。


「自分たちが社会人になった40年前は、まだ日本経済は右肩上がりであり、経済大国として存在していたし、人口も増え続けていた。

しかし、1991年からは経済成長が止まり、2009年からは人口減少に転じている。

また、コロナ感染症や大規模な災害、地球温暖化や異常気象など、不安定要素により社会が混迷し、時代を混沌とさせている。


そんな時だからこそ、主体性を持って人生を生き抜くこと〜自己選択、自己決定、自己実現、自己責任〜を意識する。


また、レジリエンスな人を目指すこと〜閉塞感がある高負担社会、ストレス社会だからこそ、「心が折れる」「逆境に負けそう」という時がある。

粘り強く、弾性を持って対応する自己マネジメント能力を身につけることが大切。




新たに加わった新入社員に向けて、また、グループ役職員に向けて、改めて上記の話をし心を一つにして新年度に臨む所存だ。




その後、辞令交付式を経て、3人の新入社員が自己紹介と抱負を述べる。


会計事務所から経理部に配属となる金沢秀治さん、アナウンサー志望の制作部に配属となる高橋ひなたさん、ムービーオンの運営部に配属となる木村大輝さんである。




その後、日本ケーブルテレビ連盟東北支部と北海道支部が主催する「第5回しばれるアワード」で、新人部門で優秀賞を受賞した、制作企画部の加藤唯さんの表彰セレモニーを行う。


加藤さんが制作したのは、「山形から世界を目指すアイドル“anew”」


まだ20代になって数年の彼女であるが、日常の中で多くの経験を積んでおり、将来を嘱望されている。


期待しかないのである。




この日は、ダイバーシティメディアの入社式の前に、午前9時からの東海大学山形高等学校辞令交付式に出席する。


理事長として、52名に辞令を交付する。




東海大学山形高等学校では、現在の教育現場が抱える様々な課題や問題点に触れ、自主自立の精神を持ち、日本一魅力のある私立学校を目指して、皆で頑張っていこうと話す。


毎年、4月1日は、新たな気持ちで臨む日である。


身も心も清々しく、今年一年の目標を定めて、頑張っていきたいと思う。


今年度も、よろしくお願いいたします。