3月16日(土)、山形ワイヴァンズ対愛媛オレンジバイキングスの試合が、山形県総合運動公園特設アリーナにて開催された。


ホーム戦は、残り7試合。

プレーオフ進出をかけて、山形ワイヴァンズは負けられない試合が続く。




リーグのシーズン戦も後半に入り、どのチームもケガや故障者が続出し、インフルエンザやコロナなどの感染症も増えている。


そんな中、キャスティングを決め、試合戦略を練り、粘り強く勝利を手繰り寄せるのは、やはりヘッドコーチの仕事である。


バスケットボールは、特に、コーチングゲームと言われるだけあり、試合の40分間をどう刻み、ワンプレーをどういうフォーメーションで臨むかを、選手たちに正確に伝え、確実に実行させる。




Bリーグ最年少のヘッドコーチの石川裕一は、ひた向きに真摯に取り組んでいる。


石川HCは、福岡第一高校、白鴎大学と名門を歩み、その後は、けして強くなかった山形ワイヴァンズ創設時のガードポジションの選手であった為、「勝利」を掴む事の難しさを熟知しているのかもしれない。


レジリエンス…。

しなやかに、粘り強く。あるいは泥臭く。


そんな、ただでは負けない粘りを見せてくれる。




試合の前半は、ほぼ互角の闘いであった。


現在リーグの得点部門とリバウンド部門の、2冠トップのユージーン・フェルプスを擁している愛媛オレンジバイキングス。


高さがあり、なかなかワイヴァンズはリバウンドが取れなかった。


後半に入ると、石川HCは守りを強化して、積極的なディフェンス策に出る。


これが、オフェンスの良い流れに繋がり、3ポイントのアテンプト数も伸び、成功率も上がっていく。




工藤選手の3ポイントシュートも見事に決まり、ワイヴァンズは勢に乗る。

試合結果は、山形88点、愛媛77点。
山形ワイヴァンズが勝利する。



試合を通して、TJことティモシー・ホリフイールドの活躍は素晴らしく、この日は23得点と11リバウンドのダブルダブルであった。




TJのヒーローインタビューは、とてもいい笑顔で始まった。


プライベートでは、絵を描くのが大好きで(驚くほど上手い!)、日本語も一生懸命学んでいる。


これから、益々、活躍してくれるだろう。




ワイヴァンズチアリーダーのパフォーマンスも、さらに素晴らしさを増している。


MAYUやHONOKAの輝きは、経験を重ねながら、さらに高みへと進化していると感じるのだ。


次に続く子どもたちの憧れになって欲しいと思うのである。




いつも笑顔でブースターを盛り上げてくれるワイヴァンズチアリーダー。


昨日、ハーフタイム時に、バレンタインデーのお返しのクッキーセットをお渡しした。


これからも、会場を盛り上げてほしい。




ここからが正念場。


残りホーム6試合。

勝ちにこだわり、チームとフロント一体になり、頑張っていきたい。



いつも多くの皆さんより応援いただき、心より感謝と御礼を申し上げる。


最後の最後まで、よろしくお願いいたします。