3月10日(日)、昨日に続いて、山形ワイヴァンズと熊本ヴォルターズの2戦目が、天童市の山形県総合運動公園アリーナにて行われた。


昨日は、エースのジェームズ・ベルが体調不良で出場できない中、他の選手が一丸となり、神がかりの追い上げを見せた山形ワイヴァンズ。


2点差の惜敗であったが、今日は、その雪辱を果たす思いで、西地区トップ集団にいる強豪熊本ヴォルターズへ臨んだのである。




最初から、ガップリ四つの拮抗した試合となる。


昨日との違いは、山形ワイヴァンズの選手たちの自信に満ちたプレーである。


隣で観戦していた、元山形南高校バスケットボール部の細谷先生は、「打たされるシュートでは無く、自ら打っているシュート。これは入るんです!」と話していた。




会場は、昨日に引き続き、とても盛り上がり、大きな声が響いていた。


引き離されそうになるが、一桁以上の差にはならない。


両チーム接戦の時間帯が続く。


この日復帰したジェームズ・ベルを中心に、得点する人がしっかり得点していたし、ディフェンスやリバウンドにも、意識が途切れなかった。




第4クォーターに入る時点で、山形が64点、熊本が63点。


まさに、どちらに勝利の女神が微笑むのか?

最後の最後まで、分からなかった。


最後の1分は、まさに丁寧に刻みながら、石川裕一HCの詰将棋の様な繊細な戦略であったと思う。




結果、山形ワイヴァンズが94点、熊本ヴォルターズが88点。


昨日のリベンジを果たす。


この2日間、選手たちは、本当に死闘と言っていいほどの、精神的にも体力的にも限界ギリギリに来ていたと思う。


岡島選手も足が攣り、村上選手は昨日の怪我、他の選手たちも、満身創痍である。


次節は、心身ともに回復して臨んで欲しい。




山形南高校時代の恩師から、試合後、激励を受ける阿部龍星選手。


福岡へ行った村上駿斗選手と同級生の二人。

柏倉選手や前田選手も、細谷門下である。




この2日間、多くのブースターの皆さんから大声援を受け、選手たちは背中を押していただいた。


心からの御礼を申し上げる。


残り約1ヶ月半、更なるご支援をお願い申し上げます。