3月7日(木)、山形北ロータリークラブにて、講演する機会をいただいた。


演題は、「映画産業の歴史と未来」




まだテレビが登場する前の時代、映画館は娯楽の中心にあった。


当時から現在まで、約30館もあった映画館に触れながら、中心商店街などの発展の軌跡について述べる。

合わせて、約60年間の洋画や邦画のトレンドを分析しながら、映画の未来について話す。




山形北ロータリークラブの会長である山形日産の小関眞一社長は、約30年前、ケーブルテレビ山形設立にあたり、自分が相談に伺った同世代の兄貴分。


当時は、お互い30代前半であった。

それ以来、様々な場面でご指導を仰いでいる。




また、今回、お声をかけてくださったのが水上進弁護士。

ガバナーの伊藤三之弁護士共々、ダイバーシティメディアグループの顧問弁護士としてお世話になっている。






山形北ロータリークラブには、大切な友人や知人が多く、とても話しやすい環境である。


また、この講演の機会を賜り、改めて山形の映画産業の歴史を調査し、多くの学びがあった。


山形市の映画館には、岡田茂元東映会長の名前や、酒田グリーンハウスの佐藤久吉さんの名前が、過去の経営者として残っている。


自分は、ムービーオンを設立し、最初は、シネマ旭、シネマイータ、山形ミューズを運営し、2008年に嶋地区に10スクリーンからなるシネマコンプレックス「ムービーオン山形」を建設しオープンする。




また、アニメーション映画の台頭や、アカデミー賞の行方など、さらには、映画祭やユネスコ映画都市などについても、とても楽しく話せたのである。


また、最近のポリティカル・コレクトネスなどについても触れさせていただく。


今回、水上先生より、「映画の今昔物語を話してくれ!」とのオーダーであったが、なるほど、映画の世界には、まだまだ話せる物語があると気づかせていただいた。


もし、次の機会があれば、改めて図書館にでも籠り、しっかり勉強してから臨みたいと思ったのである。


山形北ロータリークラブの皆様、ご清聴、ありがとうございました。