驚くべきワイヴァンズの追い上げであった!
山形ワイヴァンズのエースであるジェームズ・ベル選手を欠く中で臨んだ熊本ヴォルターズ戦。
第3クォーターの途中まで最大で22点差であったが、そこからのワイヴァンズの追い上げは、息を呑むものであった。
西地区のトップ争いをしている強豪熊本ヴォルターズに対し、この日も大差をつけられ勝利が遠のいた試合であったが、山形ワイヴァンズの石川HCと選手たちの闘志は、凄いものがあった。
3月9日(土)は、山辺町応援デーであり、安達春彦町長よりご挨拶を賜り、さらには「舞米豚」が両チームの選手たちに贈られた。
山辺町民体育館は、山形ワイヴァンズの練習拠点であり、そのお陰で今があると言っても過言ではない。
町民体育館をお貸しいただいてから、約10年になる。
先月末に急逝された、山形ワイヴァンズのメディカルトレーナーの矢萩裕氏。
この日は、試合前に、会場のブースターも一緒に、チームスタッフ、選手、フロントの皆で黙祷を行う。
心より感謝の意を表すとともに、ご冥福をお祈り申し上げる。
山形交響楽団のアンセムが響く中、勝利を誓う。
西地区のトップグループの熊本ヴォルターズ。
やはり正確なシュートや、激しいディフェンスで、ワイヴァンズを圧倒する。
22点差。
諦めかけたが、石川裕一HC率いるワイヴァンズは、そこから素晴らしい追い上げを見せる。
会場は、今シーズン最高の盛り上がり!
チアリーダーのパフォーマンスも、素晴らしい。
ワイヴァンズの強みの3ポイントシュートも決まり出したが、最後は2点差の中で、ルーズベルト・アダムスのシュートが外れて、惜しい敗戦となる。
しかし、この日のアダムスは、21得点と素晴らしい活躍であった。
結果は、熊本ヴォルターズ78点、山形ワイヴァンズ76点。
選手たちは、とてもタフな試合を、よく闘い抜いたと思う。
石川HCは、試合後、「やはり負けは負け、明日は勝ちたい!」と締めくくる。
以前、ワイヴァンズにいた熊本ヴォルターズの山本柊輔選手が、試合前に挨拶に来てくれた。
頑張っている姿は、とても嬉しい。
山辺町の安達町長はじめ多くの町民の皆さん、ワイヴァンズブースターの皆さん、応援、ありがとうございました。