2月2日(金)、Bリーグの島田慎二チェアマンが来県され、山形新聞、山形市、山形県を訪問し、常日頃からBリーグ及び山形ワイヴァンズに対するご支援への御礼と、Bリーグ将来構想へのご理解とご協力をお願いした。


新潟県村上市出身島田チェアマンは、高校時代は日大山形高校のサッカー部に所属しており、山形を第二の故郷と言っておられる。


自分は、千葉ジェッツの社長の時からお付き合いさせていただいているが、今ではBリーグ38クラブを牽引するトップとして全国を飛び回っておられる。


お会いする度に、発する言葉や理解力が研ぎ澄まされ、そもそもの資質と才能が、日々の環境の中で磨かれているのを感じる。




島田チェアマンが山形県庁を訪れるのは初めてであり、吉村美栄子知事には、日頃のBリーグに対するご協力への御礼と、2026年発足予定の「新リーグ構想」について説明させていただく。




島田チェアマンは、Bリーグ・プレミアの参加基準などについて吉村知事に説明し、今後の基準は、競技成績による昇降格ではなく、経営指標と環境面で所属カテゴリーが決まると話す。


山形ワイヴァンズとしては、新リーグのスタート時はBリーグワンへの移行し、5,000人以上収容アリーナが確保できた時点でBプレミアを目指す旨を説明し、県や市町村のご協力をお願いする。




山形市では、井上貴至副市長と長谷川幸司市議会議長へ伺い、同様の「新リーグ構想」の説明や、5,000人規模のアリーナ条件の理解を求めた。


現在、霞城公園内の県体育館の移設の議論に、新Bリーグ構想のアリーナも加わり、体育館や武道館などと一緒に、全競技型のスポーツのメッカになりうる拠点を山形市の中心部に設置する為、各方面のご理解とご協力を得ながら進めていきたい旨を話す。


また、昨今の異常気象や自然災害などの、避難所としてもアリーナは再認識されており、全国でもここ数年で15から20ヶ所に建設されるとのこと。


さらには、エンターテインメントの拠点として、世界中のアーチストのLIVEや、学会やイベントの開催などが可能とのこと。




また、山形新聞の寒河江浩二会長、佐藤秀之社長、山形放送の板垣正義社長に伺い、これまでのBリーグや山形ワイヴァンズに対するご支援への御礼と、「新リーグ構想」に対するご理解とご協力をお願いする。


寒河江会長からは、スポーツに止まらず、地域活性化に繋がる取り組みであり、頑張ってほしいと激励される。




今回、島田チェアマンからご来県賜り、各所へBリーグの新たな構想の説明や、山形ワイヴァンズへの支援のお願いに同行させていただいたが、その熱量の大きさと、凛として未来を見つめる姿勢に感動を覚えた。




この日の夕方からは、Bリーグの3人の職員も含めて、パスラボの事務所があるダイバーシティメディアにて、集中した打ち合わせを行い、その後、山形の郷土料理をゆっくり味わっていただいたのである。


パスラボ山形ワイヴァンズは、新Bリーグ将来構想のスタートラインに、やっと漕ぎ着けたと思っている。


ここからが本番であり、正念場である。


島田慎二チェアマンには、心より感謝と御礼を申し上げるとともに、益々のご活躍を期待したい。