先日、東映のプロデューサーであった紀伊宗之氏が、新たに映画制作会社の立ち上げのご挨拶と、事業スタートの報告に来社された。


紀伊プロデューサーは、山形国際ムービーフェスティバル(YMF)の審査委員でもあり、これまで、様々な場面でご一緒してきた。


今回、映画制作会社の「K2Pictures」を設立し、独自に映画への出資を募り、様々な映画制作に挑むという。




今回、一緒に来られたのは、ボードメンバーの髙橋大典、小出大樹、湯口隆明の各取締役である。


髙橋大典氏は、これまで東映のキャンペーンで、何度も山形に来られた。


東映を皆が離れるのは、とても寂しい気もするが、新たな道で、是非、夢を叶えて欲しいと思うのだ。




現在の東映エージェンシーの村松秀信社長と紀伊宗之プロデューサーのコンビは、東映時代に、様々な話題の映画を作り上げた。


白石監督の「孤狼の血」や、清水監督の「犬鳴村」「樹海村」「牛首村」「忌怪島」、吉永小百合さんのシリーズなどは、弊社グループも製作委員会に参加して、様々なキャンペーンも行った。


ご一緒した、最も新しい映画は、行定勲監督の「リボルバーリリー」である。


また、「シン・仮面ライダー」のキャンペーンの時も、今やNHK大河ドラマで超話題の柄本佑さんと、満員のムービーオンに来られ盛り上がったのだ。


これからも引き続き、東映作品の制作やプロモーションにも関わっていくとのこと。



紀伊プロデューサーは、映画の興行も配給も、さらには、制作現場のど真ん中を熟知している方であり、様々な方々との繋がりも太い。


日本映画の更なる発展の為、その資質と経験を活かして欲しいと思うのである。