「エクスペンダブルズ・ニューブラッド」
予想を裏切らない、ダイナミックで痛快な映画である。
古くからの日本の時代劇や、アメリカの西部劇のように、味方か敵か、勝つか負けるか、そんな王道ストーリーが、分かりやすく楽しめる。
脚本・監督を兼ねシリーズを立ち上げたシルベスター・スタローン。
その後も主人公バーニー・ロスを演じてシリーズを牽引してきた彼が、今作ではバーニーの相棒であるリー・クリスマス役のジェイソンステイサムを主演に抜擢した。
自ら「消耗品」を名乗り、命がけの戦いを乗り越えてきたエクスペンダブルズ。
最強無敵の傭兵軍団の物語は、今回、新たなメンバーが加わり、新章に突入する。
暖冬と言えども、寒さが増してきた日常。
映画を観て、心からワクワクして欲しいと思う。
しかし、77歳を迎えるシルベスター・スタローンの存在感は素晴らしい。
自分を、最後の恐竜に例えて、まだまだ意気盛んである。
今から45年以上も前に、自分達に映画「ロッキー」を通して、「夢を掴むまでは諦めない心」を見せつけてくれたスタローン。
当時は、何かに挑む時は、いつもロッキーのテーマ曲が頭の中に流れていた。
あの頃とは姿は違うが、彼の放つオーラはやはり素晴らしい!
是非、ご覧いただきたい。
ムービーオンで上映中!