12月上旬、パスラボ山形ワイヴァンズの試合が、初めて鶴岡市で開催されることになり、この機会にと、10年ぶりに温泉に泊まった。


湯田川温泉である。

合わせて鶴岡紀行…久しぶりの鶴岡市を満喫したのである。




加茂水族館は、2012年にクラゲ種類数ギネス世界記録に認定されて以来、日本中から観光客が押し寄せる大人気スポットとなった。


新しくなった加茂水族館には、今回、初めて伺った。


話題となったクラゲドリームシアター(大水槽)の前で、写真を撮る。




山形市から高速で約1時間40分。


12月9日(土)、高橋昌彦秘書室長が運転する車で、月山道を通り鶴岡市へ。




着いたのは、鶴岡市の湯田川温泉の「珠玉や」


ノスタルジックな佇まい。

古民家風の大正モダン風な旅館である。


同じ湯田川温泉の「九兵衛旅館」と「ますや」と、3つの旅館が同じ経営者であり、姉妹館となっていて、どの宿の温泉に入っても良いことになっている。

できれば、2、3日泊まって、ゆっくりマッサージでもしてもらいながら過ごせれば…そんな夢を思い浮かべるくらい、良い温泉であった。




夕食は、庄内浜でとれた「海の幸の舟盛り」である。


驚くほど新鮮で、一つ一つの食材が最高に美味しかった。




「山形さくらんぼ鶏の豊年揚げ」も、とても香ばしく、抜群の食感であった。


稲穂も食べられるのだ。




「庄内浜ズワイガニの新丈蒸し〜銀あんかけ」

贅沢に、ズワイガニの身がびっしり詰まっている。




そして、特別に栽培した雪若丸のご飯に、いくらをかけて食べる。




その他にも、だだちゃ豆の和風ムースや、鰯の酒盗焼き(マジ旨)、そしてボリューム大のスイーツなどなど、大満足の夕食であった。




「珠玉や旅館」で合流した家族と、この日は一緒に夕食を食べる。


家族での外泊は、まさに10年ぶり。

心の奥底から、癒された時間と空間であった。




夜、最上階の展望風呂「まんてん」に入る。

貸切である。




翌朝も、1階の檜風呂「ゆうぎり」に入る。

これも貸切である。


「珠玉や」は、家族でも一人でも、空いていれば貸切風呂ができる。


そこが人気の理由の一つだそう。




朝食も、細やかな心遣いがあり、とても美味しかった。


スタッフの皆さんとの会話も、とても楽しかった。




近くの旅館に泊まっていた昌彦室長から、鶴岡市の街中に行こうとしていた自分に、「海に行こう!」と誘われる。

中学生からの同級生かつ同じバンドだった昌彦室長。

彼の誘いに、何となく乗って日本海へ。

海を見た瞬間、感動した。
東日本大震災以来、自分は海を見ていなかったのだ。

心の中から、様々な感情が込み上げてきた。

海まで車で20分。
海が見れて良かった。

昌彦室長に、感謝である。




そして、加茂水族館にも、せっかくなので寄ったのである。




庄内地区も同じ山形県だけど、まるで村山地区とは違う文化や景色を感じることができた。


アシカショーを観る。

息子家族も来ていて、偶然会うことができた。




その後、自分達は庄内観光物産館へ。



お昼が近かったので、「海鮮どんや・とびしま」に入る。




寒鱈汁と海鮮丼のセットを食べる。




入口で売っていた「みそ団子」も買って食べる。

香ばしくて、クセになる味。




海鮮販売所では、蟹と筋子を、お土産に買う。




翌日、自宅の食卓には、蟹料理が並んでいた。




庄内観光物産館では、荘内銀行の國井英夫元頭取(庄交コーポレーション社長)や、高校生レーサーの小林利徠斗君一家、そして家族ぐるみでお付き合いしている逸見啓太君一家などから声をかけられる。


鶴岡でもありがたいことに、「知り合いは多いなぁ」と改めて思ったのである。










ダイバーシティメディアは、来年で開局30周年を迎える。


自分は、これまで何処にも行かず、山形市近辺で起業したケーブルテレビ事業やシネマコンプレックスの事業、学校経営やプロスポーツ事業、ICT事業やデータセンターなど、経営に携わる15社を、この30年間で作り、開墾し、育て、地域に貢献することに専念してきたつもりである。


まだまだ、満足のいく状態までには来ていないが、たまには、今回のようなプチ旅行は、とても精神衛生上良いと感じたのである。


今年は高畠町にも一泊して米沢市も堪能した。

母が施設にいてくれることも、キッカケとなった。


これまでに無かった一年であったことは確かである。


また、来年、伺いたいものである。