織田信長の異常なまでの「狂気」や「暴力性」を、ここまで描ききったことに驚きと同時に感動さえ覚えた。




ひょっとして、本当の織田信長とは、この様な人物だったのではないだろうか?


映画を観ていて、この信長像は、デフォルメではなく、これこそが真実かもしれないと思ったのは、自分だけではないと思う。




今年、第76回カンヌ国際映画祭で、「カンヌ・プレミア」で披露された北野武監督作品「首」


1068席のチケットは即完売で、上映後はスタンディングオベーションが5分以上も続いた。




構想30年、信長・秀吉・家康・光秀らの戦国武将達の、野望、裏切り、嫉妬を鮮明に描き、増大なスケールで戦国時代を語る超大作。


驚くべき超豪華キャストが結集する。




新たな信長像、新たな光秀像、そこに真実を感じさるのが北野武監督の真骨頂であろう。




映画「首」は、あまり詳しく文書化しない方が良い作品だと思う。


最初から何の先入観もなく観て欲しい。


何度も描かれてきたその時代が、まるで違う歴史?違う世界観?として、出会えるからである。


大きな話題の映画「首」


是非、映画館でご覧下さい。

ムービーオンで上映中。