11月23日(木・祝)、里之宮・湯殿山神社にて、秋祭り“新嘗祭”と、商いの神様である“ゑびす講大祭”が行われた。


11月23日は、勤労感謝の日。

もともとは、新米などの農作物の収穫を祝い感謝する宮中行事の新嘗祭が由来となっているのだ。




自分は、湯殿山神社の奉賛会会長の大役を仰せつかっており、この日は、奉賛会副会長である山形パナソニックの清野寿啓社長と、一緒に参列する。





湯殿山神社の境内は、酉の日の熊手が売られており、多くの方々が、商売繁盛の縁起物の熊手を求めておられた。


神社関係者や神輿会である神幸会の方々が、威勢の良い柏手を打っていた。




初めに、湯殿山社殿にて、渋谷宮司の“新嘗祭”の祝詞が奉納され、参列者による玉串奉奠が行われた。


祝詞の中で、世界平和について祈られていた。




次に、境内にある市神神社にて“ゑびす講大祭”の祝詞が奉納され、参列者が玉串奉奠を行う。




その後、4年ぶりに「直会」が行われる。


渋谷宮司によると、「祭り3分に、直会7分」と言うくらい、「直会」がとても重要な意味を持つ会食とのことである。


お供えしていた神々の恩頼をいただくこと。

つまり、同じものを食べ、同じお酒を飲むことで、神と人とが一体になるというものだそうだ。


そして、令和8年には、神社創建150年を迎え、多くの繋がりの中で今があると述べられた。



自分は奉賛会長の挨拶の中で、渋谷宮司は、神職の位が浄界特級であり、故鹿野道彦農林水産大臣は、常々、日本一の宮司であると教えられたと披露する。




その後、吉田福平役員総代の音頭で乾杯し、祝宴に入る。




この日は、新米でつかれたお餅を、雑煮と納豆餅でいただく。


感謝感謝の新嘗祭である。




神社を出ると、嬉しいことがあった。


ダイバーシティメディアの伊藤浩制作部長が、ご家族で、娘さんの七五三のお祝いに参拝にこられていた。


偶然お会いできたが、皆さんが幸せそうで嬉しかった。


この日は、小春日和で青空が美しく、まさに、天高く馬肥ゆる秋を感じた。


世界が平和でありますように。