10月25日(水)、山形市総合スポーツセンターで、青森ワッツとの今シーズン初めての試合を行った。


昨シーズンの最終戦の相手は、青森ワッツ。

最終節、山形ワイヴァンズは青森ワッツと1勝1敗となり、プレーオフ進出を逃したのであった。


パスラボ山形ワイヴァンズの社長としてのシーズン最後の御礼の挨拶で、「来シーズンもB2東地区を、お互い盛り上げましょう」と、青森ワッツのブースターの皆さんにお伝えしたのを記憶している。


そんなプロローグがあったからか、この日の試合は、山形ワイヴァンズ創設以来の最高の盛り上がった試合になったのである。




山形ワイヴァンズは、21本の3ポイントシュートを決めて、チーム創設以来の最多得点となる112得点で勝利を掴んだのだ。


ホーム戦勝利の場合のみに行われる個人タイトルセレモニーもこの日行うことができ、10月14日(土)の愛媛アウェー戦で達成した、ジェームズ・ベルの1000得点の表彰式を行うこともできたのである。




この日は、週半ばの水曜日の午後7時という中、会場には1500人を超える方々より来場いただく。


この時期は、既に暗くなっているのに、多くの皆さんが駆けつけてくださった。




試合前、両チームの選手たちへ、山形ワイヴァンズのオフィシャルスポンサーである「ヤマザワ」の古山利昭社長より、山形産のラ・フランスが贈られた。




この日は、今シーズン初めてとなる山形市での開催であり、ヤマザワ、コカコーラ、フジタ、山形銀行、大風印刷はじめ、多くのスポンサーの皆様よりご来場いただいた。


また、大勢のブースターの皆さんも駆けつけていただき、「初めてバスケットボールを観戦した!」という新たなファンの方々もおられ、会場は熱気に包まれた。




試合は、第1クォーターから得点の取り合いで、両チーム30点台の攻防であった。


前半を終えた時点で、山形が50点、青森が60点。


この時点で、今年の青森ワッツが、B2リーグのトップ争いをしている理由が分かった気がした。


昨シーズンに比べて、格段に攻撃力が上がっている。

特に、外国籍選手は、3人ともB1レベルの力を有している。


高原HCは、素晴らしいチームを作られたと思った。





しかし、この日の山形ワイヴァンズは、その上を行く攻撃力を放っていた。


工藤貴哉選手は3ポイントシュートを7本、マイケル・フィンケ選手が5本、齋藤瑠偉選手が3本で、チーム全体としては21本という驚異的な数字を残した。


マイケル・フィンキ選手が24得点、ジェームズ・ベル選手が14得点、テモシー・ホリフィールドが14得点と、3人の外国籍選手が全員二桁の得点を上げたのだ。


日本人選手でも、村上慎也選手と白戸大聖選手も二桁得点を上げて、チームを牽引した。




112点は、過去最高得点。

一方で、110点は、過去最高失点である。


この総得点は、どちらのチームも、全てを出し切って戦った証明でもある。


この接戦を勝利した石川裕一HCは、価値ある1勝を掴んだと思う。




ワイヴァンズのユニフォームの胸にある「ヤマザワ」

ヤマザワの古山利昭社長と、試合後にガッチリ握手を交わす。





ワイヴァンズチアリーダーも、とても可愛らしく、ハッピー・ハロウィンの衣装も素敵だった☆


彼女らのパフォーマンスは、どんなに苦しくとも、いつも笑顔で取り組んでおられ、素晴らしいチームだと思っている。




そして、ジェームズ・ベル選手の、2年目が始まったばかりなのに1000得点の快挙。


素晴らしい活躍である。


ジミーがいたから、今のチームの強さがあると思っている。

ジミーには、感謝しかない。


これからの更なる活躍を、心より祈念いたします。