先日、ダイバーシティメディアの秘書広報室の高橋昌彦氏と、十一屋桜田アベニュー店でランチを食べる。
自分が20代から伺っていた老舗レストラン。
当時は、山形で最も早くサラダバーを取り入れ、家族連れで賑わっていた。
自分が好んでオーダーしていたメニューが、ポークカツのデミグラスソース。
抜群の美味しさである。
30年前、元気だった両親と、妻と3人の子ども達と、一緒に食べた夕食の風景は忘れられない。
セピア色ではなく、鮮明に瑞々しく蘇るのだ。
父は20年前に天国へ旅立ち、母は介護施設へ。
いつの間にか、自分もおじいちゃんとなり、あの時の父と同じ。
時代が変わっても、変わらない場所や建物。
様々な思いが去来した、十一屋桜田アベニュー店であった。