圧巻の映像と感動の抒情詩が、心を揺さぶる。


天下の大将軍を目指す戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を、壮大なスケールで描く漫画「キングダム」

2006年1月より、週刊ヤングジャンプにて連載を開始し、今では69巻まで刊行され、累計発行部数は9900万部を記録する。




第1作は、その年の実写邦画作品の中で興行収入1位を獲得する大ヒット。

3年後の続編である第2作も、またもやその年の1位を獲得する。


シリーズ累計では、早くも100億円を突破する金字塔を記録する。


そしてこの夏、第3作目となる「キングダム〜運命の炎」が公開される。




原作が素晴らしいだけに、それを実写として成功するのは至難の業であるが、それを成し遂げたのが、映画監督の佐藤信介である。


自分とは20年来の友人であり、信介監督は、YMF山形国際ムービーフェスティバルの草創期から、関わりを持ってくれた。


「死亡時刻」「砂時計」「ホツタラケの島」などを制作した頃は、夜中まで映画のことを語り合った。


昨年の秋、YMFの最終日の夜、行定勲監督や廣木隆一監督、そして古賀俊輔プロデューサー等と、以前のように、暫くぶりに午前0時過ぎまで語り合った。


最後は、皆で、キングダムポーズを作って記念撮影!




そして、いよいよ公開!


秦国滅亡の危機に、若き熱量溢れる若者たちはどう挑むのか、それぞれの過去も明らかになり、物語はクライマックスへと向かう。




佐藤信介監督の映画の特徴は、一人一人のキャラクターが、しっかりとバックグラウンドや歴史があり、それだけに物語に情緒が生まれる。


抒情詩と言われる由縁である。


広島の映画館もない田舎町で育った佐藤信介氏が、いつの日か大監督になった!…信が歩む天下の大将軍への道と重なるのは、自分だけだろうか。


是非、映画「KINGDOM・キングダム」を、何度でも味わっていただきたい。


ムービーオンにて、上映中!