先月末の5月30日(火)、山形グランドホテルの2階サンリヴァホールにて、山形交響楽団を運営する、山形交響楽協会の定時総会が開催された。




西濱専務理事からは、創立50周年記念事業を中心に、阪哲朗常任指揮者とのコンビネーションが、全国的に浸透し、多くの評価を得たことが報告された。


また、新理事の選任も行われ、ジャズピアニストでありパナソニックホールディングス参与の小川理子さん、山形県議会の森田廣議長、山形市議会の長谷川幸司議長が選任された。




小川理子さんについては、この総会に先立つ5月9日の理事会にて、理事各位に紹介された。


大阪市出身で、慶應義塾大学卒業後に現在のパナソニックホールディングスに入社される。

高級オーディオブランドの「テクニクス」の復活の総指揮。

2018年には、日本オーディオ協会の会長に就任される。


ご本人がリモートで参加され、山形に対する熱いメッセージを賜り、合わせて、山形交響楽協会の一員に加わることは、とても嬉しく光栄であると話されていた。




定時総会においては、今年度の決算報告で黒字を確保したことなどが承認され、さらには「山響VISION 2023-2025」が示された。


山響が、山形と世界を結ぶHubになること。

強固な指揮者団、楽曲レパートリーの拡大。

ユネスコ創造都市ネットワークなどとの連携。

持続可能な経営基盤の構築など…。


〜山形交響楽団の存在意義を確固たるものにする為のビジョンである。


その後も、出席者から様々なポジティブな意見があり、山形交響楽団が新たなステージに入ったと感じた総会となったのである。