今年は、例年より芝桜が早く咲いたとの話は聞いていた。


しかし、仕事やイベントなどで忙しく、やっと4月30日(日)に、立谷川河畔の芝桜観光に伺うことができた。




10年も前から、べにばな霊園の村田金司理事長にお邪魔して、理事長が周囲の方々と頑張って広げてきた「芝桜祭り」の育成と発展を伺ってきたのだ。


そもそもは、花咲爺さんが、コツコツと芝桜を植え咲かせてきた芝桜。


それに共鳴した村田理事長が、べにばな霊園の駐車場を開放し、露天や出店を誘致したり、バスケットボールのリンクを作りフリースロー大会を行ったり、のど自慢大会を開催したり、様々な取り組みを毎年行い、立谷川の芝桜の普及に努められてきたのである。





今では、年間7万人もの観光客が訪れるほどの盛り上がりである。


山形県の観光地として確立する為には、ボランティアの方々だけではなく、山形県や山形市、観光協会や地元経済界の支援など、更なる取り組みが必要なのだろう。




青い空、ピンクの芝桜、立谷川のせせらぎ。


時々、電車が通る山形の自然の風景。


心が落ち着く。




また、同じ頃、高瀬川では、見事な鯉のぼりの競演が観られる。


風が吹けば吹くほど、逞しく泳ぐ見事な鯉のぼりを見ることができるのだ。


こちらも、地域の方々が、例年続けられているようであり、寄付金の箱が備えられていた。


頭が下がる思いである。




数日後、こごみ、コシアブラ、タラの芽が自宅に届く。


さっそく、いただいた。


自然の中に暮らす山形の人々。

その風土が培う衣食住。


そこには、自然や歴史を守り愛する人たちの、情熱と息吹があるのだ。