4月12日(水)、毎年春と秋の2回にわたり開催している山形南高校「親父会」が、山形ワシントンホテルにて開催された。




息子達が、山形南高校を卒業した時、PTAの各クラスの委員長7人で、卒業謝恩会の反省会の折に発足した会である。


息子の卒業当時、自分は43歳であった。

1年生の時はPTAの1学年委員長、2年生の時も2学年委員長だったが、3年生の時はPTA会長をお引き受けできなかった。

何故なら、次男がいた第八小学校のPTA会長兼創立50周年実行委員長を引き受けざるを得なかったのだ。

その為、急遽、山形南高校のPTA会長は、それまで副会長だった方に引き受けていただいた経緯がある。


その時の息子達は、今は37歳となり社会の第一線に立とうとしている。


来年は、ちょうど息子たちが高校を卒業してから20年、「親父会」を始めて20周年となるのだ。


親父会…つまり、20年続いたPTAの学年委員長会のこと。


みんな着実に歳を重ねている。

しかし、欠けた人はいない。




この20年間、この7人の親父達にも、様々な出来事があった。


息子達は、進学したり、就職したり、転職したり、妻を娶ったり、子どもをつくったり、まだ結婚しなかったりと、彼らなりに、社会の居場所づくりや自己実現を目指して生きている。


親父達は、退職したり、職を変わったり、病気になったり、大変な出来事と対峙しながら、それでも前を向いて歩んでいる。


今回は、ほとんどが「年金制度」と「老人介護」について。

20年前の話題とは、まるで違うのだ。


この会は、けして仕事関係や利害関係に影響されるものではなく、ただただ、皆が同じ親の一人として参加しているので、とても穏やかで居心地が良い。


だから、キツイことも苦しいことも、悲しいことも悩んでることも、みんなで語り合って応援しあっているのだ。


大病明けの人が言った。

「人は、何歳になっても変われる。新しい自分を発見し、また前に進める。」


また一つ、いいお話をお聞きした。


そんな親父会。

来年は、盛大にやるのかやらないのか?


事務局の阿部さん、よろしくお願いします。