3月4日(土)、山形県天童市の県総合公園アリーナにて行われた、山形ワイヴァンズとバンビシャス奈良の試合は、タフでハードな試合となった。




山形ワイヴァンズは、試合開始当初から、シュートが入らず、打ってもリングに嫌われる状態であり、第4クォーターのギリギリまで、バンビシャス奈良が試合のペースを握っていた。




そんな中でも、村上駿斗、田原隆徳、齋藤瑠偉選手等が、粘りのディフェンスで奈良の猛攻を凌ぎ、攻撃に繋げていた。






仙台89ERSからレンタル移籍の寺澤大夢選手は、この日初めてワイヴァンズのユニフォームを着て試合に臨んだ。

齋藤瑠偉選手とは、専修大学のチームメイト。
今後の連携など、期待が膨らむ。




ライコビッチHC、ライアンACとも、積極的に指示を出す。





圧倒的な存在感を見せてくれたのが、トーマス・ウェルシュ、ケビン・コッツァー、ジェームズ・ベルの外国籍3選手であり、少しずつリードを許したバンビシャス奈良に追いついていく。





会場のボルテージも上がり、声出し応援や、ワイヴァンズチアのパフォーマンスで一つになる。




試合終了の20秒前に、ジェームズ・ベルが放った3ポイントシュート!


リングに吸い込まれ、同点に追いつく。




76対76の同点で、オーバータイムへ。


延長に入る前、会場もチームも、最高の盛り上がりであった。




試合結果は、山形ワイヴァンズが93点、バンビシャス奈良が85点で、ワイヴァンズの勝利となる。


最後まで諦めず、リングにこだわり、自信を持ってシュートを放つ姿勢が、勝利を掴んだと思っている。


最後の最後まで、チームを応援してくださった方々へ、心より感謝と御礼を申し上げたい。