2月16日(木)、スカパーJSATの皆さんが来社され、多様化するメディア業界や新たなコラボサービスなどについて、情報交換をすると共に、今後の東北地区でのアライアンスの可能性を探った。




スカパーJSATの古屋金哉常務とは、昨年の5月5日の息子の結婚披露宴以来であり、この日は、服部直志事業企画部長と池田洋平事業企画チーム長が同席する。


ダイバーシティメディアからは私の他に吉田淳一常務、岩手ケーブルテレビジョンからは阿部新一社長が加わった。


様々な視点からの打ち合わせとなり、有意義な会議の後は、老舗料亭の亀松閣での懇親会となった。




全国で初めてとなる、東北ケーブルテレビネットワーク(TCN)と、NTT東日本と、スカパーJSATとの協業サービスの記者会見を行ったのが、2020年の10月22日であった。


映像通信の高画質化と多チャンネル化の中で、競合関係にあった3社が手を組み、互いのコスト削減を図りながら、提供エリアの拡大を目指したのだ。


提供エリアは、東北地区の28%に当たる約104万世帯をカバーする。

また、次期申請エリアとして約62万世帯が控えており、今後は計166万世帯となる。

さらに、既存エリアの21万世帯を含めると、東北375万世帯の50%に当たる約187万世帯をカバーする。


東北全土に、放送と通信網を網羅するという、日本版の高速ハイウェイの実現を目指すものである。


東北ケーブルテレビネットワークでは、BS放送、CS放送、地域のコミュニティーチャンネルを、個人のアンテナ無しで提供する他、介護や見守り、防災や医療支援、スポーツや映画、チケッティングや薬の宅配、買い物と決済など、多岐にわたる「生活サービス」などにチャレンジしている。


もしもの時に対応する、フィリップスとの連携による「自宅でのAEDの設置サービス」なども開始している。




コロナ禍の中での記者会見であったが、コロナ明けのここからは、更なる展開を含めて、DXイノベーションを進めていきたいと、皆で確認しあった日となったのである。