今シーズンのB2リーグは、昇格2チームに加えて降格も2チームという厳しいレギュレーション。


どのチームも戦力を補強し、ダントツの最下位チームは存在していない。


上位4チームは団子状態で、それに続く10チームは、どのチームがプレーオフに出ても、どのチームもが降格してもおかしくない様相である。




山形ワイヴァンズも、B1プレーヤーのハビエル・カーターや、ユーロリーグで大活躍したジェームズ・ベルや、NBAの経験もあるトーマス・ウェルシュを集め、これまでで最強の外国籍3選手となったのである。


しかし、昨年はリーグでもターンオーバーが少なかったワイヴァンズが、今年に入り、20個近いターンオーバーを記録する試合が増えている。


佐賀バルーナーズ戦や長崎ヴェルカ戦の1ゲーム目もそうだったが、修正した2ゲーム目は、互角の良い試合であった。


青森ワッツ戦は、1ゲーム目が、山形70点、青森79点。

しかし、得点差以上に、内容は悪かった。


臨んだ2ゲーム目は、ターンオーバーは、1ゲームと同じで18個であったが、オフェンス力で逃げ切った感じがした。


チームとしても、ライコビッチヘッドコーチやチームスタッフとしても、落とせない試合だったのだ。




日本人選手も、それぞれの良さを出してくれた。


なんと言っても、ジェームズ・ベルは3Pシュートを5本も決めた。

本来ならポイントガードの仕事であるボール運びから、ゲームコントロール、そしてドライブや3Pシュートまで、オールラウンドで全力のパフォーマンスを見せてくれたジェームズ・ベルの活躍は素晴らしかった。




山形ワイヴァンズ関係者のすべての人々が、喜びを享受した勝利であった。


青森まで多くのブースターの皆さんが駆けつけてくださる。

白ユニ隊のリッキーパパご夫妻等、ブースターの皆さんの熱い応援のお陰だと、チームスタッフのメンバーから様子を伺った。

いつもであるが、心より感謝申し上げたい。




今週末は西宮ストークスのアウェー戦。


チームプレーを第一に考え、課題のターンオーバーを減らし、勝ちにこだわる気迫あるプレーで、連勝を目指してほしい。


引き続きの応援、よろしくお願いします。