1月4日(水)、今年も恒例のダイバーシティメディア杯マージャン大会が開催された。
今回で17回目。
本来なら、YMFの18回の開催と同じであったが、一昨年はコロナ禍の為やむなく中止したので1回少ない。
振り返ってみると、自分が44歳の時に、YMFもこの麻雀大会もスタートしたのである。
同じ職場で働く仲間たちと、マージャンをすることでコミュニケーションが深まったことは言うまでもない。
マージャンはその人の性格を映し出すと言われるが、まさに「論理と感情」「冷静と情熱」「大局観と部分最適」「ディフェンシブかオフェンシブ」などが、同じ卓を囲んでいると伝わってくるのだ。
それぞれの2極対立軸を、状況に合わせて上手く使い分ける人が、最終的には勝利する。
どの世界でも同じことであるが、将棋やスポーツなどと大きく違うのが、全ての配牌と積牌は偶然の連鎖だから人智が及ばない。
マージャンを司る牌の流れは、天の配剤であり、その刻々変化する環境の中で、何を捨てるかの「決断」がマージャンの「極意」といえる。
会場となったのは、ダイバーシティメディアのすぐ側にある雀荘「ゆり」
今年は、16人参加で4卓での大会となった。
初優勝の栄冠を勝ち取ったのは、ダイバーシティメディアの元監査役の樋口孝司さん。
コロナ禍に突入した2020年春に退任された。
しかし、相変わらずお元気で、この日の気迫は素晴らしく、まだまだ意気軒昂であり嬉しくなる。
雀荘「ゆり」は、サンシャインビルの時代から、時々お邪魔したが、立て替えてからは益々居心地が良くなった。
ちょうどコロナ禍になり心配していたが、しっかり感染対策を取られていて、濃厚接触には当たらない環境が作られている。
だから安心してマージャンができるのだ。
予選会は、1回半荘は50分まで。
1回ずつ順位毎のメンバーを替えて3回行う。
予選会の結果を踏まえ、決勝戦は半荘1回。
武田宣行氏は、四暗刻の役満を上がった。
毎年必ず決勝卓に残っていた樋口さん。
今年は、しっかり優勝を掴んだ。
それまで自分がトップを走っていたが、オーラスで逆転され僅差(800点差)の2位であった。
今から20年以上前、自分の父が現役の市長時代に、樋口さんは秘書課長補佐をされていた。
その時からのご縁であり、今年もこうして繋がっている。
天国で、父が1番喜んでいるかもしれない。