12月7日(水)、岩手ケーブルテレビジョンの内部役員を労う“忘年会”が、山形市の浜なす分店で行われた。




岩手ケーブルテレビジョンの阿部新一社長、小川康成常務、千葉繁雄取締役に加え、山形側からは自分と、吉田淳一、奥出潔、吉村和康、斎藤隆吉の各氏が参加する。




一年を振り返りながらも、美味しい料理を食べ、ビールやハイボールを飲みながら、笑いが溢れる穏やかな時間となったのである。

(自分は、相変わらずノンアルコールの梅ソーダであるが…)


今から15年前には、大きな嵐の中にあった岩手ケーブルテレビジョンが、今、やっと普通の会社になりつつある。




当時の親会社の放漫経営により、岩手ケーブルテレビジョンが、どれだけ傷ついたのか計り知れない。


そんな渦中の栗を拾うことになった当時のケーブルテレビ山形。

社内でも大論争になったが、資本参入し経営に参加したのである。


その後、岩手のメンバーも、山形のメンバーも、共に必死に頑張り、数十億円あった負債や親会社の不正による裁判の和解金は、後数年で完済する目処が立ってきたのである。


あの頃は、まさに蟻地獄の中から這い上がることができないぐらい、経済的にも精神的にも、とても苦しい時期であった。


だからこそ、皆が集まり、笑いながら夕食を共にできることが、とても尊く嬉しいことなのである。


いよいよ物語は、次のステージへ。


2023年の、岩手ケーブルテレビジョンの更なる躍進を、心より期待したい。