今年3月23日「BSよしもと」の開局以来、毎週東北各地を巡って放送を続けている、文学とバラエティ番組「又吉・せきしろのなにもしない散歩」


番組の放送開始直後から、大きな話題を読んでいる。


ピース又吉直樹と、構成作家のせきしろの2人が、東北各地を歩きながら、様々な人やモノ、歴史や風景と出会い、五七五の定型にとらわれず、今注目されている、自由な言葉や文脈で表現する「自由律俳句」を生み出していく。


その場所で、その時その瞬間に生まれる2人の「掛け合い」や、言葉や文章からなる「感性」は、芥川賞作家である又吉と、自由律俳句第一人者のせきしろならではのものであり、思わず魅了される。




福島県を除く東北5県にある17のケーブルテレビ局で組成している「東北ケーブルテレビネットワーク」と「吉本興業」の両者で企画制作し、BSよしもととケーブルテレビ局のコミュニティチャンネルで放送している。


BSよしもとでは毎週木曜日の23時からの放送。

(ケーブルテレビ局コミュニティ放送は翌日から)


今年の3月の放送は、山形市からのスタートの場面であったが、その後、岩手県、宮城県、青森県、秋田県を周り、現在2周目に入っている。


そして、11月からは、また山形県に戻って来ている。


11月10日は、鶴岡市の、スイデンテラスと加茂水族館。


11月17日は、鶴岡市の、藤沢周平記念館と瀧水寺大日方。


そして明日11月24日の放送は、YMF山形国際ムービーフェスティバルの審査委員長で、映画監督の村川透さんのアクトザールMを訪ねる。


12月1日は、山形市の山寺へ。


12月8日は、東北最大級のシネマコンプレックス・ムービーオンを訪れる。

(冒頭の写真は、ムービーオンのシアター1にて、番組スタッフとムービーオンスタッフと記念撮影)




そして、来週末の12月3日の土曜日は、山形市の「文翔館」議場ホールで、又吉とせきしろの2人が、トークイベントを開催する。


ナマのお2人の感性に触れてほしい。


チケットは現在販売中だが、会場の都合上、200人限定イベントなので、お早めにお求めいただきたい。




東北ロケを一周した先月、打ち上げをかねて、初めて出演者とスタッフの懇親会を開催した。


山形市の明治から続く「亀松閣」

東北の秋の味覚や郷土料理を、たっぷり堪能していただく。


この日、自分は、お笑い芸人であり、芥川賞受賞作家であり、クリエイターである又吉直樹さんの才能と可能性に触れ、1980年生まれの42歳の未来を思い描いた。


また、1970年生まれの52歳のせきしろさんが、又吉さんの文学的才能に気がつき背中を押した話も聞き、素晴らしい関係であると思った。


この日1番驚いたのは、制作を担当しているダイバーシティメディアの制作局のスタッフが、皆、口を揃えて「この番組に携われることを光栄に感じ、誇りに思う」と話したことだ。


ダイバーシティメディアグループには、多くの著名人や芸能人、アーチストやクリエイターが訪れ、沢山の番組を作っているが、こんなに皆んなが感激している姿を見たことがなかった。


それだけ、お2人の魅力、素晴らしさを感じているのだろう。




先日、第18回山形国際ムービーフェスティバルが終了した。

3日間にわたって、話題の映画を招待作品として上映している。

今年は、WOWOWのご協力を得て、又吉直樹さん原作・脚本の「椅子」を上映した。


又吉さんからも参加してもらい、舞台挨拶をしていただく。


様々な世界で、その才能を如何なく発揮する又吉さんだが、目線はいつも普通の人であり、人柄もとても良く素晴らしいのだ。


是非、12月3日(土)のトークイベントへ。


そして、毎週木曜日の「又吉・せきしろのなにもしない散歩」を、ご覧いただきたい。


https://twitter.com/matasekisanpo/status/1593495321308368896/video/1