10月25日(火)、モンテディオ山形の相田健太郎社長が、ダイバーシティメディアに来社された。


相田社長は、パスラボ山形ワイヴァンズの取締役でもある。

自分もパスラボの社長であり、モンテディオ山形の取締役でもある。


つまり、お互いたすき掛け人事であり、両クラブに関わることで、山形県のプロスポーツ界を連携しながら発展させようとの思いが、2013年のモンテディオ山形の株式会社化と、パスラボの会社設立時点からあったのである。


しかし、モンテディオ山形は1984年からの38年間の素晴らしい歴史があり、プロスポーツ界では大先輩であり、まだ設立10年にも満たないパスラボ山形ワイヴァンズは、様々なノウハウを教えていただきながら一歩一歩前に進んでいるといえる。




相田社長がヴィッセル神戸から、初めてモンテディオ山形の取締役会に緊張の面持ちで入ってきて、挨拶をした時のことを鮮明に覚えている。


今では、満面の笑顔が持ち味の彼が、ぜんぜん笑わなかった。

その責任の重さと、新たな船出前の厳粛な空気感を感じていたのであろう。


その後、様々な場面で打ち合わせをし、歩調を合わせ、ここまで懸案事項に向かってきた。


この日も、様々なモンテディオ山形とパスラボ山形ワイヴァンズの連携について、多くのアイディアや企画をいただく。


相変わらず、ポジティブでアグレッシブな社長である。


ミーティングが終わり、「どう?プレーオフの岡山戦は?」と問うと、「失うものは何もない!思いっきりぶち当たるだけです!」と、最高の笑顔を見せてくれた。


下位チームには不利な条件であるが、きっと、モンテディオ山形は、素晴らしい物語を作ってくれるはずである。


監督やスタッフも真面目だし、気持ちがある選手が揃っている。


別れ際、心からのエールを送ったのである。

がんばれ!モンテディオ山形!