9月17日(土)、Bリーグの島田慎二チェアマンが山形に来られ、夕食をご一緒する。


島田チェアマンは、新潟県村上の出身で、日大山形高校で3年間学んだこともあり、山形は第二の故郷と言ってくださる。


そんなご縁もあり、Bリーグがスタートした頃から、当時は千葉ジェッツの社長であった島田氏は、度々山形に来られて、後発である山形ワイヴァンズのクラブ運営のアドバイスをいただいていた。


Bリーグ開幕前夜の2013年、東北地区の5県のクラブはbjリーグに加盟していた中、自分たちはパスラボを設立しNBDL(NBL2部)参入を決めたのであった。


当時は、bjリーグの熱さと、NBLの安定感など、どちらにも素晴らしい歴史がある中、迷いに迷ってNBL傘下のNBDLに参入したのである。


島田氏も、千葉ジェッツの社長の時に、bjリーグからNBLに舵を切った経験があり、両リーグの長所も短所も熟知した方である。


Bリーグの初代チェアマンの大河正明氏も、スポーツビジネスに精通され、素晴らしい未来像を打ち立てられた。


それを、2代目となる島田チェアマンが、さらに進化させている。


「2026年構想」と言われる、Bリーグが示す将来構想。


スポーツビジネスの企業価値(リーグとクラブの両者の価値)を求め、一方で地方創生の言葉通りの全国各地で持続可能なクラブ運営を目指すという、まさにSDGsの世界を目指しているのである。




この日も、山形ワイヴァンズなどの地方クラブの未来、Bリーグの存在理由、地域の活性化など、多くのことについて語り合った。


Bリーグは、プロ野球、Jリーグに続く3つ目のプロリーグである。


しかし、今だからこそできること、今しかできないこともある。


進化しながら、全体が個性的に成長する。

まさに「オープンイノベーション」なのだ。


シュンペーターの経済学での技術革新や、マックスウェーバーの都市空間機能の進化に加え、フラットなグローバリズムの中で、それぞれの新たな価値を創造する試み。


そんな所まで、話は膨らんだのである。


島田チェアマンは、自分より10歳年下であるが、目から鼻へ抜ける賢さを持ち、アンテナも高く、熱量がずば抜けている。


自分も、熱量だけて生きてきた人間だけに、彼とは、思考も発想もフィットする。


話も尽きないのだ。




辰寿司で、パスラボの武田宣行常務と小野勝一総務部長が同席し、とても楽しく、充実した時間であった。


クラブ運営についても、多くのヒントをいただき、感謝申し上げたい。


実は、この夕食会の前に、プライベートで夕食をされていた吉村美栄子知事へ、島田チェアマンをお連れした。

また、翌日の18日は、国会議員のバスケットボール支援議員連盟会長の遠藤利明代議士と「日本一の芋煮会」でご一緒された。

さらに、その夜には、日大山形高校サッカー部の同窓会と恩師の塩野先生との懇親会に出席(自分は同じ国際ホテルの隣の部屋で、東海大学教授団歓迎会に参加していた)、翌19日に秋田県で開催している東北カップに参加する。


スケジュールもびっしりの中、ゆっくり自分達が話ができたのは幸運である。


今後とも、思いっきり突き進んで欲しいと、心から思うのである。
益々のご活躍をご祈念申し上げる。

以下、島田チェアマンのブログ⬇️