9月3日の土曜日。


山辺町で開催された「山辺町バスケットボールフェスティバル2022」に参加し、その後、山形市の山形駅西のやまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)へ。




やっとこれた、チューリップ50周年記念ツアー。


どうしても、生で聴きたい曲があった。


「青春の影」「心の旅」


さらには、「サボテンの花」「銀の指輪」「ぼくがつくった愛のうた」「虹とスニーカーの頃」「夏色の思い出」




会場は、3階席まで満員であった。


財津和夫さんは74歳、姫野達也さんも70歳。

他のメンバーも約70歳で、自らを「じじいバンド」と話して笑いを誘っていたが、とても素晴らしいと思っている。


結成50周年。

財津さんは自分よりも12歳上で、自分が小学5年生くらいにできたバンドなのである。


だから、お客さんの年齢層も高く、自分の先輩達が多くいらっしゃった。




(チューリップ50周年記念ツアーのサイトより)


いわゆる、当時、自分達にとっては、先輩バンド、お兄さんバンドであった。


中学3年生から高校にかけて、チューリップは、驚くようなヒット曲を連発していた。


それも、何故か、「心を鷲掴みにされるような」「魔法をかけられたような」、素晴らしい楽曲なのである。


当時は、コピーしてだいぶ歌ったな…。


やっぱり、「心の旅」は、東京の大学に行く時に、伊勢正三の「なごり雪」と同じくらい歌った曲である。


ある記事で読んだが、「心の旅は終わらない。まだ続いている。」と。


嬉しくなってくる。

初孫を2日前に授かった自分には、とっても嬉しい言葉である。

この日、いつも一緒にコンサートに行く佐藤明彦夫妻と共に感動しきりであった。


そして、お互い、まだまだ健康で、元気でいなければと思った。


残念ながら、「サボテンの花」は聴けなかったが、他は全て聴けた。


青春が鮮やかに蘇った時間であった。




その後は、コンサートの後に、佐藤氏がいつも連れて行ってくれる「空海」へ。


ゆっくり、音楽を語り、仲間を語り、家族を語り、人生を語る。


最後は、佐藤氏と妻が美味しい日本酒を飲み出し、とても楽しい夜となるのだった。


改めて、チューリップのアルバムを買って、ゆっくり聞いてみたいと思うのである。