8月22日(月)、ダイバーシティメディアにて、第89回となる放送番組審議委員会が開催された。


コロナ禍により、顔を合わせてのリアル開催は、しばらくぶりである。


前回は、今年の春に、DVDに録画した市民チャンネルの番組を、各委員の皆様よりご自宅にてご覧いただき、ご意見を頂戴したのである。




この日は、6人の委員の皆様がダイバーシティメディアに来られ、久しぶりの開催となった。




自分からは、このコロナ禍の中でのダイバーシティメディアの活動報告をする。

また、今年の9月で、ケーブルテレビ山形の会社設立して30年が経過することにも触れさせていただいた。




出席者は、委員長の山口光さん。

(元山形市立第一小学校校長、前東北文教大学人間科学部特任講師)


副委員長の加藤由紀子さん。

(特定非営利活動法人ふれあい天童理事長)


伊藤暢宏さん。

(山形商工会議所青年部県連幹事・伊藤宗吉商店 代表取締役)


岩田雅史さん。

(山形商工会議所専務理事)


斉藤淳一さん。

(山形市議会議員)


長谷川晃一さん。

(山形青年会議所2022年度花火大会特別委員長)




この日は、2番組の視聴をしていただき、ご意見をいただく。


一つ目は、「又吉・せきしろのなにもしない散歩」である。

東北ケーブルテレビネットワークと、吉本興業のコラボレーション番組であり、芥川賞作家の又吉氏と構成作家のせきしろ氏が、東北各地を周り、「自由律俳句」を詠むのである。

山形県、宮城県、岩手県、秋田県、青森県と、東北各地を周る番組。


二つ目は、「53年分のありがとう〜つり味」である。

今年の6月で閉店したつり味の、最後の瞬間までの数週間を追った番組。




全委員から、素晴らしいご意見や、鋭い視点の質問等をいただき、とても参考になった。


「又吉・せきしろ〜」については、多くの皆様から、「とても良い番組!」「引き込まれていく」「又吉さんも、せきしろさんも、とても才能があり面白い」など、過去最高の高評価であった。

さらに、「よく地方のケーブルテレビ局でこんな素晴らしい番組が毎週レギュラーで作れる!」との驚きの声もあった。


「〜つり味」については、「閉まる前にこの番組を見たかった」「ご主人と奥様の人柄が素晴らしい」など、様々なご意見が出た。



この日、リアルな番組審議委員会の開催によって、改めて、ご視聴者の生の声を聞けることへの感謝の気持ちが湧き出てきたのであったのである。