全国のさくらんぼの7割以上を生産する山形県が、満を持して開発したのが「佐藤錦」「紅秀峰」に次ぐ、第3のさくらんぼ品種の「やまがた紅王」である。
「やまがた紅王」の最大の特長は、果実の大きさ。
6月23日にプレデビューを果たし、来年がグランドデビューとなる。
今回、友人からいただいたので、常務会で一人1粒ずつ味わう。
果実は、500円玉より大きく、通常のさくらんぼと比べても、大きな実である。
糖度は「佐藤錦」並みであり、食味良好で、果肉が硬いため、日持ち性に優れている。
今年は、まだ、希少なのか、1パックが3千円から5千円。
1粒が300円から500円と、なかなか手が出ないが、いずれは、「佐藤錦」や「紅秀峰」のように、流通されればありがたい。
Amazonの創設者のジェフ・べゾスが言うように、魅力ある品揃えが多いほど、マーケットを掌握できる。
「やまがた紅王」の登場が、さくらんぼ県の更なる隆盛には欠かせないのかも知れない。