山形ワイヴァンズの若頭、突撃隊長の中島良史選手。


5シーズンの役割を果たし、7月1日の金曜日に、パスラボ山形ワイヴァンズの事務所があるダイバーシティメディアに、最後の挨拶に来てくれた。


「本当に、お世話になりました。ありがとうございます。」と中島。




寂しい気持ちと、彼の活躍を期待したい願いが交差する。


どちらにせよ、「中島にとって、高知や奈良に続いて、山形は第2第3の故郷、いつでも羽を休めに来なさい!」と話す。





いつも、体を張ったプレーは、観客を魅了した。


ただ、コートの中にいるだけで、ファイティングスピリットが放たれる。


スーパーサイヤ人の様な、戦いモードとなるのだ。


それが、見ていて、とても気持ちが良かった。




しかし、自分と話す時は、いつも息子の様な、甥っ子の様な、優しい眼を向けてくれる。


結婚生活も山形で始め、子どもも山形で授かり、山形で家族となり、山形で子育てをした。


奥さんも、娘さんも、山形でたくさんの友達ができたそうである。


人生の大切な時期を、この山形で刻んだのだ。


社会人として、自分一人では生きられないこと、家族やチームメイトがいて自分がいることなどについても、最後に語り合う。



そして、中島選手は、日本の南の端の鹿児島県へ、翌々日に旅立っていった。


再会はいつになるか分からないが、元気で健康で、伸び伸びとバスケットボールに臨んで欲しい。


出会えたことに、感謝である。


ありがとう。。。