6月24日(金)、第30期のダイバーシティメディア株主総会が開催された。




ダイバーシティメディアの前身であるケーブルテレビ山形は、1992年9月の創立であり、あれから30年が経ったのである。


当時は、山形の情報化の遅れとか、フジテレビ系列の民放が観られないとか、街に若者が定着しないとか、様々な課題や問題点を感じていた。


それらを、具体的に解決しようとして、株主50名と共に、ケーブルテレビ山形を設立したのである。




例年通りに、今年もまた、山形グランドホテルのサンリヴァホールに、多くの株主の皆さんからお集まりいただいた。




冒頭の社長挨拶では、30年前の設立の主旨や、その後の時代の要請に沿った事業の展開などについて話す。


合わせて、経営的には23年連続の単年度黒字、経常利益では昨年対比で431%となることを報告する。




奥出潔取締役経理局長から、第30期の計算書類承認の件が上程される。




伊勢和正監査役からの監査報告。




満場一致でご承認をいただく。




第2号議案では、取締役2名選任の件が上程され、満場一致で承認をいただく。


ダイバーシティメディア事業局長の渡邊聡氏と、パスラボ代表取締役常務の武田宣行氏である。




その後、会場を移して、株主懇親会を開催する。


東北パイオニアの渡邉光博社長の乾杯のご発声。


渡邉社長からは、設立当時の多チャンネルサービス加入者が減少している中で、新たな収益モデルや新サービスの構築を急いで欲しいとの発言がある。


確かに30年前とは、サービス内容の激変やコンペジターの登場などで、放送通信業界は大きく変わってきた。


それだけに、付加価値の高いサービス商品の開発や、新たなマーケットの開拓が急務なのである。




ダイバーシティメディアの創立30年を節目として、変わらないものと変えていくもの…不易流行をしっかり見極めて、リスタートしていこうと思うのである。