6月23日(木)、パスラボ山形ワイヴァンズのアカデミー「U 15男子・女子」に、2020東京オリンピックの女子バスケットボールの銀メダリストの馬瓜エブリン選手が、ユースの指導に来県された。




お会いした瞬間、テレビではよく見る、あの満面の笑顔でご挨拶に来てくれた。


「こちらこそ、わざわざ山形までいらっしゃってくださり、ありがとうございます!」と、御礼を述べる。





馬瓜エブリン選手は、オリンピックで大活躍し、その後も、ジャンクスポーツなど、スポーツバラエティ番組に出演するなど、最もメディア露出が多い選手の一人である。


先日までトヨタ自動車アンテロープスに所属しており、高校は、山形が生んだ女子バスケ界の1番星の大神雄子選手の後輩にあたる。


山形とも、ご縁があるのだろう。


しばらく、練習風景を観ていたが、流暢な日本語で、的確にコーチングをしていた。


会場の山形中央高校体育館には、約40人のユース選手がおり、保護者も約30人ほど参加していた。




自分は、アカデミーには、ほとんど顔を出さないが、こんなに熱量が高いんだと、改めて感動したのである。


昨シーズン途中から、山形ワイヴァンズアカデミーのディレクターに着任した尺野将太コーチ。

広島のトップチームのヘッドコーチを務めた逸材が、ワイヴァンズアカデミーのトップに就いてくれたのである。


尺野コーチと馬瓜エブリン選手とは、以前のチームメイトであり、様々な場面で苦楽を共にしたそうである。

そんな関係もあり、ワイヴァンズアカデミーの応援に来てくれたのだ。



7月からは、村上駿斗選手など、ワイヴァンズのトップチームの選手たちが、アカデミーの指導にあたる。


さらに、今回のような、アカデミーの取り組みは素晴らしいと思った。




ワイヴァンズポーズの馬瓜エブリン選手。


アカデミーの選手たちにとって、オリンピック銀メダリストからの生メッセージは、どんなに幸せなことであろう。


きっと、人生の中の、大切な宝物になるだろう。


エブリン選手には、心から、御礼申し上げたい。



そして、山形ワイヴァンズでは、今年から作ったU 18チームが、始動する。

6月24日、25日、26日で、全35チームによる、北海道でのBリーグの全国大会に出場するのだ。

「全国が近く、世界を見通せるシステム」を、この田舎町の山形でも作ることができれば、次世代の子どもたちへの「贈り物」になると思うのである。

同じ地区には、レバンガ北海道、仙台89ERS、秋田ノーザンハピネッツ、宇都宮ブレックス、茨城ロボッツ、福島ファイヤーボンズのU 18がいる。

ほとんどB1の下部チーム。
きっと、このレベルの選手との戦いは、未来の財産になるはずである。
頑張ってきて欲しい!