先日、東京の友人である渡邊健太郎氏が、山形に遊びにきた。


ちょうど桜の花が満開の時期、老舗料亭の四山楼へ出かける。




ケンケンこと渡邊健太郎氏との出会いは、彼がライブドアグループにいた頃で、堀江貴文社長の代理で、当時のケーブルテレビ山形に何度も来られ、一緒に様々な事業を立ち上げる。


ネットシネマを映画館で上映し、お客さんは500円で観ることができる、「5coins cinema…ファイブコインズシネマ」

さらには、YMF山形国際ムービーフェスティバルなど、最初のスタートは、堀江社長代理のケンケンと共に始めたのである。


その後、少し時間が空き、パスラボ山形ワイヴァンズがスタートした時、渡邊氏からは、多くのスポンサー企業を紹介いただいたのである。


何度か、四山楼で、クライアントの皆さんと食事を共にしたことがあったが、その度に、四山楼の存在を絶賛していたのが渡邊氏であった。


歴史と風土に培われ、今も尚、毅然とした風貌で料亭が存在している素晴らしさを、彼は感じているのだ。




この日、自分たちは、四山楼の桜の下で、新たな時を刻んだ。




四山楼の中庭の桜は、格別の美しさを誇り、多くのファンがおり、例年だと予約しても空きが無いほどの人気である。




先人達が愛でた桜や庭園の風景。

もったいないくらいの贅沢な空間である。




この日の山形牛と春の山菜は、ふきのとう味噌が添えられ、まさに春の旬を味わえた。




京子女将の息子さんが、今では丁場に入っており、この日は「わらび餅」を出してくれた。


ケンケンは、「おかわり!」こそ言わなかったが、「日本一です!最高のわらび餅です!」と、大感動していた。




桜ばな、命いっぱい咲くからに、命をかけて 我眺めたり(岡本かのこ)


生命の佇む瞬間は、永遠のものだと思うのである。