山形市の七日町4丁目にあった「テーラー浦山」


以前は寺町の境内だったことから、七日町4丁目は「寺内〜じない」と呼ばれており、自分の父もその地区で誕生した。


浦山さんのテーラーとは、ご近所であったのである。

また、浦山潔社長からも、父の代からお世話になっている。


しかし、自分は、ここ10年間は、スーツは大沼デパートの紳士服売り場でほとんど作っていたので、「テーラー浦山」には伺う機会はなかった。


大沼デパートが閉店となり、スーツを作る店を探していたところ、浦山さんの次男の高氏と、自分の長男が友人で、「テーラー浦山」の高い評価を聞いていたので、自分もお邪魔する様になったのである。




その後、「テーラー浦山」を移転し、浦山高氏が代表となり、昨年3月に、山形駅西口エリアに「TAILOR URAYAMA & BELLO〜テーラー浦山&ベッロ」をリニューアルオープンしたのである。




「テーラー浦山」は、創業が1947年(昭和22年)であり、山形のオーダーメイドの老舗である。


今回、新たに、次の時代に向けた店舗展開にチャレンジしたのであった。


伺ってみると、とっても素敵なグリーン基調の室内が、とてもオシャレであり、ヨーロッパの洋服店をイメージさせる。


生地も、イタリア、イギリスなどの高級メーカーの生地が並ぶ。


客層も、古くからの馴染みの方に加えて、若手のビジネスマンも多いらしい。




自分も、年末に、2着のスーツとブレザーを作る。


これまでのスーツが、経年劣化の為、クリーニングに出したズボンが、破れてしまったのである。


代表の高氏の繊細でロジカルな説明に納得しながら、短時間でありながら、満足できるスーツをオーダーできたのである。


コロナ禍であろうが、新店舗のリニューアルオープンのような新しい蠢き、チャレンジは、心を躍らせる。


是非、街の中の専門店として、地域の中心になって欲しいと、心から思うのであった。