11月13日(土)、スタジオ地図の代表取締役でプロデューサーの齋藤優一郎氏が、「竜とそばかすの姫」の舞台挨拶の為に、YMF山形国際ムービーフェスティバルに来ていただいた。

「竜とそばかすの姫」は、第74回カンヌ国際映画祭 カンヌ・プルミエール部門に選出され、米アカデミー賞でも話題に上がっている。

齋藤プロデューサーも、世界中を駆け巡っており、そんな中での山形入り。
コロナ禍での海外からの入国。
待機時間が短くなったことで、ムービーオンへの来場が叶った、奇跡のような再会であった。 



ちょうど10年前、齋藤優一郎プロデューサーと細田守監督は、マッドハウスを辞め、スタジオ地図を設立して、新たなる航海に旅立った。

2011年の事であるが、その時、齋藤優一郎プロデューサーから、希望と不安の中での旅立つ心境をお聞きした。



「おおかみこどもの雨と雪」の公開時も、ムービーオンでの舞台挨拶をしていただき、その後も何度かお会いし、その都度、近況をお伺いしていた。

なので、今回の大ヒットは、とても嬉しく、衷心よりお祝い申し上げたい。




50億人がすれ違う、美しくも残酷な仮想世界。
ベルの歌声は、世界を変える。

世界中のトップクリエーター達が参加して、地球レベルのアニメーションが出来上がった。



この10年、様々な作品の光と影の中、評価と批判を荒波を乗り越え、奇跡の連続のような出会いによってこの作品にたどり着いたと語る齋藤プロデューサー。


アニメーションのプロデューサーとして、トップランナーとなった彼の描く世界は、どんな風景なのであろうか?


これから山形入りすることなど不可能かもしれないくらい、世界的なチャレンジが続く中、とっても貴重な時間をYMF山形国際ムービーフェスティバルにいただいたことは感謝しかない。


新たな奇跡を呼び起こす為に、ワクワクしながら応援したいと思う。


10年後の再会を祈って…。