11月12日(金)、ムービーオンやまがたにて、第17回山形国際ムービーフェスティバルが開幕した。

オープニングセレモニーでは、行定勲監督、清水監督、審査員の古賀プロデューサー、アンバサダーの菜葉菜さん、結城貴史さん、女優の橋本マナミさん、お笑い界から永野さん、ダーヨシさん、吉村和彬さんが登壇し、自分が17回目を迎えた映画祭への感謝と、「映画への思いを、未来へ繋げていこう」と開会の挨拶を行った。



ゲスト、スタッフ全員が抗原検査を行うなど、まだまだ続くコロナ禍の中で、感染拡大防止策を徹底しての開催となる。



ダイバーシティメディアの鈴木淳予アナウンサーと、YMF初参加の神賀理沙アナウンサーが、ステージに立ち、3日間の映画の祭典が始まったのである。



運営委員長として、昨年に引き続き、コロナ禍での開催について、多くの方々のご理解とご協力があったことへの御礼と、映画の存在理由について述べる。




いつの時代も、どんな時でも、スクリーンに映画をかけ続けることで、人々の心に感動を呼び起こし、明日も生きていこうという希望になる。


この映画祭も、そんな思いで続けていきたい。




登壇した全員がメッセージを発したが、行定監督からは、「オープニングの特別上映で、永野さんの《永野CHANNEL THE MOVIE〜音楽の絆》を流し、その後に、カンヌで脚本賞を受賞した《ドライブ・マイ・カー》 を上映する落差、その自由度の高さが、この映画祭の素晴らしいところだ!」と話し、会場から大きな拍手が送られたのであった。



清水監督は、「前日まで新作の編集をしていて、それを完了してから電車に飛び乗って山形にやってきた。どっぷり、この映画祭に浸りたい。」と話す。



山形市出身の橋本マナミさん。

「このふるさと山形で行われた映画祭に参加でき、とても嬉しく、これからも参加したい!」と話す。



17回目を迎える山形国際ムービーフェスティバル。

その歴史を一緒に作ってきた古賀プロデューサーからは、「本当にこの映画祭が育ったことは嬉しく、これからも多くの人々の希望の場でありたい!」と、オープニングセレモニーを締め括る。



ホリプロ、吉本興業ホールディングス、日本映像事業協会、TBSから花が届く。
心から、御礼申し上げたい。

受付の後方には、この3日間のプログラムの作品ポスターが飾られる。



昨年同様、YMFオリジナルマスクが準備され、一般販売(1000円)も行われた。



多くの映画関係者で賑わい出した、YMF会場のムービーオン。

この3日間、どんなドラマが生まれるであろうか。
心に刻みたい。