10月29日は、ダイバーシティメディアグループの潤滑油的な存在で、いつも支えていただいている櫻井秘書広報室長の誕生日。

ケーブルテレビ山形に就職してから、22年が経つ。

日大芸術学部を卒業し入社したが、最終面接時の彼女はとても印象的だった。

履歴書の字はとても上手で、綺麗に文字を書く。
面接も、緊張していたかもしれないが、とても真面目でしっかり受け答えをしていた。
将来は、シナリオライターや脚本家になりたいと、将来の夢を語っていた。


入社して2年目くらいから、ケーブルテレビ山形(現ダイバーシティメディア)の番組ガイドに、彼女が書くエッセイの連載が始まり、今も続いているのである。



彼女が書くエッセイは話題となり、結婚し出産した頃に、エッセイ集の話が持ち上がった。

この山形という町で生まれ育ち、娘として、妻として、母として、そして会社員としての感じるままを紡いでいくというコンセプト。

同年代の女性のデザイナー、カメラマン、ディレクターの4人でプロジェクトチームができ、夢の実現へ動き出す。



そして出来上がった「夢と自信」

当時は、東京の紀伊國屋書店など全国販売されたのである。

放送作家の小山薫堂から、「忘れてはいけない何かを思い出し、今が輝いて見える不思議な元気をもらった。」と推薦メッセージをいただいた。




山形の町の息吹や、四季の物語。
日常の中での思い出の数々。
大切な人との忘れられない思い出。
誰にでもある心象風景を、書き綴っている。

彼女の長男は、来春には大学生で山形を離れる。

4年すれば、初めて彼女が会社の門をくぐった歳である。



シクラメンの花が美しい季節。


秘書課の後藤くんと花屋さんに立ち寄った。


白とピンクのシクラメンが、彼女らしいと思った。



子育てや妻業の家事と、仕事を両立している彼女。


いつか、2冊目のエッセイ集を出せたらいいと思うのである。