10月23日(土)と24日(日)の両日、山形県南陽市の南陽市民体育館で、山形ワイヴァンズと福島ファイヤーボンズの試合が行われた。




この南陽大会は、山形ワイヴァンズ設立以来、NBDL時代から8年連続で毎年開催してきた、置賜地区では唯一の大会である。


注目は、数年ぶりに山形ワイヴァンズに戻ってきた村上駿斗選手。

この南陽市民体育館では、スポ少のミニバスケットボールの時代から練習や試合をしてきた思い出が詰まった場所。


どんなプレーを見せるのか…。




会場は、コロナ禍の中では驚くほど、ブースターの皆さんが集まってくださった。


コロナ禍前までは、立錐の余地も無いほどのご来場頂いていたブースターやファンの皆さん。


この日も、南陽市の皆さんの、バスケット熱を肌で感じたのである。




2日間に渡り、三陽製作所の和田会長より、先着500名プレゼント!


様々な色のナイロンレジャートートと、ナイロンランドリーバックである。




南陽市のバスケットボール文化が、ここまで根づいた理由は、今回の冠スポンサーでもある三陽製作所会長の和田廣氏の存在無くして語れない。


和田氏は、南陽市バスケットボール連盟の会長を長らく勤め、合わせて南陽市体育協会の会長もこの春まで勤められた方である。


山形キワニスクラブの会長でもあり、和田氏は、次の世代の子ども達の為に、誰よりも深く強く、願いと想いを放っている。




昨日の試合には来れなかったので、今日のハーフタイムで話をさせていただく。


南陽市は、山形ワイヴァンズにとって、毎シーズン必ず訪れる特別な場所であることを話し、また、今回開催の御礼と、昨日の敗戦の悔しさを払拭するように最後まで応援して欲しいと挨拶をする。




前半は、山形30点、福島34点と、4点のビハインドで折り返す。

まだまだ、良い時のワイヴァンズではなかったが…。




後半は、ワイヴァンズチアリーダーの元気溢れるパフォーマンスと、会場が一つになっての応援が雰囲気を変えていき、少しずつワイヴァンズらしい粘っこいプレーが生まれ押し返していった。




川邉やケニーローソン、中島や村上などの積極的なプレーにより、勝利を手繰り寄せていく。



そして、最終結果は、山形ワイヴァンズ86点、福島ファイヤーボンズ73点と、山形が勝利を掴んだのである。


キャプテンの河野誠司が足を痛めた為に大事をとり試合には出なかったが、他の選手たちがそれをカバーしてくれた。


昨日は、山形が73点、福島が79点で、福島が勝った為、両チームは1勝1敗の互角となる。


まだまだ、選手たち自身が感じているが、反省点も多い。


さらなる改善と成長を願いたい。




試合後、この2日間の選手表彰が、冠スポンサーの三陽製作所会長の和田廣氏から発表される。


敢闘賞は、ケニーローソン。

優秀賞は、川邉亮平。

最優秀賞は、村上駿斗。


それぞれに賞金が渡される。




今日、東北カップ以来、福島ファイヤーボンズの元社長の宮田さんとお会いする。


山形ワイヴァンズにとっては、良き先輩である。


相変わらず元気で、長丁場のレギュラーシーズンだが、お互い頑張って乗り切って行こうと話した。


しかし、名古屋戦といい、今年の福島ファイヤーボンズは強い!

そんな感想を話させていただく。


再会を約束して別れたのである。