会場は歓喜に包まれた。

10月9日(土)、山形ワイヴァンズが、アースフレンズ東京Zから、81対51で、30点差の快勝。

パスラボ山形ワイヴァンズ創設以来、初の開幕3連勝である。



昨年は、スクーティーことアンドリュー・ランダル中心のチームだったが、今年のチームは、本来ライコビッチHCが標榜する、チームプレイの選手構成が機能している理想的なチームになりつつある。

スクーティーが25点取っても、外国籍選手全員で30点〜40点。
今季は、ケニーローソン、ジャワッド、サンチェスで、40点〜50点の得点能力がある。

さらに日本人選手も、昨年を上回るオフェンス。
ディフェンスは、リーグ屈指のレベルまで上がっている。

ライコビッチHCのバスケットが、選手たちに浸透してきているのだ。



山形県天童市の、県総合運動公園特設アリーナには、多くのブースターの皆さんからご来場いただく。



スタッフも、徹底した新型コロナウイルス対策を行い、入り口には「ウイルス除去ゲート」を設置して、噴霧により全身を消毒する。



試合は、第1クォーターでは10得点と、出足が躓くが、ライコビッチHCが以前から試したいと話していたように、高橋選手の起用というチャレンジをする。

高橋選手も、レギュラーシーズン初出場で、その可能性を見せつける。
ポテンシャルがとても高い選手なのだ。



第2クォーター以降は、持ち前のパスワークと全員バスケットで、山形ワイヴァンズらしい試合で会場を魅了する。

田原選手や五十嵐選手のスリーポイントなどで、逆転をし、突き放した。



この日がレギュラーシーズン初観戦の、ユニフォーム背中のスポンサーの「デクシス」の関忠男社長や、今シーズンからスポンサーになっていただいた「東北パイオニア」の渡邉光博社長がご来場くださった。

パスラボ役員の、大神先生、市村社長、清野社長、大風社長らも駆けつけてくださる。



山形ワイヴァンズの歴史に刻まれる大きな1勝。

今年からユニフォームのメインスポンサーとなるヤマザワの古山社長ご夫妻も、会場でご覧いただき、嬉しさを共有したのである。

清野社長や市村社長とは、ガッツリ握手!



新生ワイヴァンズチアも、素晴らしいパフォーマンスを最後まで見せてくれた。

あの元気を放つ笑顔に、心からの感謝である。



山形ワイヴァンズ史上最強チームと、選手たち自身が語る今シーズンの戦士たち。


それが、本当か否かは、残り57試合で証明されるであろう。


賢く、貪欲に、情熱あふれるプレーを見せて欲しいと、心から願うのである。