3月2日(火)、夕方、自分の携帯電話に元山形ワイヴァンズの選手であった村上駿斗君より着信があった。

彼は、山形県立山形南高校を卒業後、スラムダンク奨学金の支援を受けアメリカに渡り、バスケットボールを勉強する。

その後、パスラボ山形ワイヴァンズに入団し、紫のユニフォームを着て、プロの一歩を踏み出す。

2015年から2017年までの2年間、山形出身の選手として活躍してくれた。

その後、広島ドラゴンフライズに2年、ライジングゼファーフクオカに1年に所属し、昨年よりB1の滋賀レイクスターズで頑張っている。



(村上駿斗選手より送られてきた喜びの写真)

B2時代は、山形ワイヴァンズとの対戦がある時は、必ず顔を出してくれていた、若いのに律儀で義理堅い人間である。

今日も、「駿斗、何かあった?」と尋ねたら、「はい、報告があります。」とのこと。

佐藤洋一GMから、「駿斗が『父親になったこと』をTwitterに挙げていました」…と聞いていたので、「お父さんになったんだよね!」と言ったら、「ハイ!今日、生まれました!」と、25歳の若いパパは、喜び溢れる声で応えてくれた。

あんな高校を出たばかりの、まだまだ社会知らずだった村上駿斗が、結婚して子どもを授かったことに、とても嬉しく、心から激励をしたのであった。

彼は、自分の高校のだいぶ歳の離れた後輩であり、山形ワイヴァンズとしては、初めての山形県出身選手であった。
それだけに、思い入れもひと塩だったのである。



柏倉、ビリー等と、少数精鋭で、当時のNBDL時代、10位中4位となり、play-offに進出した事は、パスラボ山形ワイヴァンズにとっては、とても印象的な出来事だった。

そこには、最年少の村上駿斗選手の溌剌したプレーがあったのである。

電話の中で、近況を語ったあと、「山形に戻った時は、顔出します!」と元気に言っていた。

父親となった村上駿斗選手の更なる活躍を、心から期待したい。