11月21日(土)、東京都の大田区総合体育館にて、パスラボ山形ワイヴァンズとアースフレンズ東京Zの今シーズン初の公式試合が行われた。



前節では強豪「福岡ライジングゼファー」から、ホームにて2連勝を勝ち取り、勢いに乗った中での東京入りである。

福岡戦では、厳しいぶつかり合いを制したディフェンスと、スリーポイントの成功確率がアップしたなど、チームは良くなってきていることを感じたが、こういう時ほど「勝って兜の緒を締める」を心に刻み込み、東京Zの試合に臨んで欲しいものである。



しかし、今日の試合は、どこかチームプレーがチグハグしており、もっと点差も引き離せた部分もあったが、シュートミスやパスミスが多かったように感じた。

柳川選手の戦線離脱は、かなり大きいのかもしれないし、まだ、キースのコンデションが整っていないのかもしれない。



最後まで、コート内を走り回っていたのが中島良史選手だった。

この日の得点も21点。
気迫が伝わってきた。



中島選手は、この東京Z戦で、Bリーグ2000得点に達したのである。

1000得点の際もそうであったが、選手に個人記録の記念品を渡すのは、「ホーム試合で勝った場合に、試合終了に社長が渡す」とのレギュレーションがあるので、11月末に是非勝って舞台を作って欲しいと思う。



今日の試合では、外国籍3選手が、これまでよりも少しペースダウンをしていた感があった。
キースも、まだ日本が慣れていないような気がした。

明日は修正して、力の限りのチャレンジをして欲しい。


最終クォーターまでもつれ、ギリギリの攻防だったが、第4クォーターでの、スクーティー選手の自陣からゴールまで切り込んだレイアップシュート、さらには、中島選手の距離があるスリーポイントシュート等が、流れを引き寄せたような気がしている。



山形が79点、東京Zが71点であった。

山形ワイヴァンズは、3連勝となり、昨シーズンの暗雲を払拭したような気がする。

明日も同カード、是非、ディフェンスとリバウンドの基本をしっかりし、全力で頑張って欲しいと願わずにはいられない。