様々な事柄が、なかなかスムーズに進まず、苛立ちや不安が心をささくれだたせる。

新型コロナウイルス感染症は、身体の健康への脅威に止まらず、心の働きまでも滞らせる。



そんな時は、好きな趣味に没頭するか、美味しい食事をとるか、心へのビタミン補給が必要である。

この日の最後の打ち合わせは、YMF山形国際ムービーフェスティバルについて。

何よりも、8月末が締め切りのコンペティション作品の応募が今年も届き出したとの報告があり、新型コロナウイルスに負けない「制作魂」「監督魂」がとても嬉しく思えた。



その後、高橋常務はムービーオンに戻り、YMF山形国際ムービーフェスティバル事務局長の佐藤則子さんと、ダイバーシティメディアの松田秘書課長と高橋昌彦氏と「焼肉すてーじ火煇」へ伺ったのである。



最近マイブームの焼肉店の「火煇」。

上タン、上カルビなどが美味しく、初めて来店した松田秘書課長も絶賛していた。



以前は 、佐藤事務局長と松田秘書課長は、ムービーオンの秘書広報課での上司と部下だった。

久しぶりに一緒の夕食であり、とても楽しい時間となった。



たった1時間程度の時間であったが、笑いながら美味しい焼肉をたっぷり食べて、固まっていた心が、解れて動き出すのが分かった…。

8月は、YMF山形国際ムービーフェスティバルの予備審査に突入する季節で、寝る時間が少なくなるだろう。

しかし、例年以上に今年は楽しみである。

このコロナ禍時代の中で、演出や制作、収録や編集など、表現者にはとても制限される時であるだけに、どんな作品が応募されるのか、ある意味ワクワクしている。

新しい時代の作品が、次の時代の種になってくれるよう期待したい。

この夜、未来や将来への「夢や希望」に想いを馳せるまで、心が回復できたのであった。