本日、7月17日(金)、待ちに待った、映画「劇場」が公開される。

山崎賢人、松岡茉優主演、行定勲監督、又吉直樹脚本という話題作が、いよいよスクリーンに映し出される。

映画館は、全国で20館のみでの上映であり、山形県ではムービーオンやまがた1館での封切りとなった。

同日、Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)で、世界同時配信となる画期的な試みである。



芥川賞に輝いた「火花」が大ヒットし、一躍時の人となったお笑いタレント又吉直樹。

その又吉が、「火花」の受賞前から書き始めていた大ヒット恋愛小説「劇場」

彼の作家としての原点の作品であり、それを、行定勲監督が映像化し、今年1番の話題作となったのである。



「恋愛がわからないからこそ、書きたかった」と又吉自身が語るこの恋愛小説は、現在の原作累計発行部数は約50万部で、恋愛純文学として異例のベストセラーとなり、今もなお、多くの人の心をとらえて離さない小説である。

「劇場」の映画化にあたり、監督を務めるのは、『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』『北の零年』『今度は愛妻家』『ナラタージュ』など、時代ごとに日本映画界に新しい風を送り続けてきた行定勲監督。

本作では、恋愛における幸せと背中合わせのどうしようもない葛藤や矛盾を真っ向から描き、令和の時代に新たな恋愛映画の風を吹かせる。

主演を務めるのは、興行収入57億円を突破した『キングダム』の大ヒットの記憶も新しい、今最も輝く俳優の山﨑賢人。
ヒロインを務めるのは、『万引き家族』で世界に認められた若き実力派女優の松岡茉優。




恋をしたことがあるすべての人、かつて夢を追いかけたすべての人に贈る切なくも心を震わせる作品。

行定勲監督は、山崎賢人の鬼気迫る演技を、是非映画館で観てほしいと話す。



何もかも思い通りにならず、怒りとやるせなさに苛まれ、消化できない感情の中、一番大切な人に想いをストレートにぶつけてしまう。

誰もが、自分自身の歴史の中の一コマに思う作品である。


ダイバーシティメディアグループは、今回の『劇場製作委員会』に参加している。

行定勲イズムが溢れる、この映画の素晴らしさを、一人でも多くの方々に知ってほしいと思うのである。

是非、週末にはムービーオンやまがたへ。